内容説明
明日を信じ、悩み、もがき、苦しみ、幕末という激動期を、疾風のごとく駆け抜け、二十七歳という若さで天命をまっとうした、幕末の風雲児・高杉晋作の短くも波瀾に満ちた生涯を活写したノンフィクション小説。
著者等紹介
関厚夫[セキアツオ]
1962年生まれ。大阪市出身。同志社大学英文学科卒。86年、産経新聞社入社。大阪本社社会部(地検特捜部、遊軍、大阪市政担当)、独ケルン大学への留学を経て98年から2003年までベルリン支局長。帰国後は主に東京本社で企画記事を担当。12年10月~13年5月、産経新聞で朝刊小説『紅と白 高杉晋作伝』を執筆後、13年10月~16年3月まで東北特派員。現在は東京本社編集局編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てらさか
1
都合よく「~という夢を見たが本当だった」が2回くらいあって、ちょっとうんざりしてしまった。高杉の人望のなさと人に名前をつけたがる癖が強調されていたような。2024/06/01
oguogu
0
「おもしろきこともなき世をおもしろくすみなすものはこころなりけり」と久しぶりに聞いて胸に響いたので、高杉晋作伝を読んでみました。(単純、残念ながら文中にはなかったようだが・・)高杉晋作の自由奔放なところが目に浮かぶようでした。前半に比べ、後半がちょっと駆け足だったような気もしますが、やっぱり高杉晋作は好きです。今の私より若く、充実した人生だった様な気がして、実に羨ましい。2021/09/04
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