キリング・アンド・ダイング

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キリング・アンド・ダイング

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  • サイズ B5変判/ページ数 125p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784336061676
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0097

出版社内容情報

グラフィック・ノヴェルの旗手による静かに胸に突き刺さる6つの物語。〈アート・ブック×コミック×純文学〉を達成した最新作品集!アメリカン・グラフィック・ノヴェルの旗手による
不器用で、奇妙で、愛おしい人々の人生模様――
〈アート・ブック×コミック×純文学〉を達成した最新作品集

突如アートに目覚める植木職人の理想と現実、ポルノ女優そっくりの顔で悩む娘の告白、口下手なのにスタンダップ・コメディアンを目指す少女とその父の葛藤……現代で最も才能あるグラフィック・ノヴェリストの一人エイドリアン・トミネが、6通りのビジュアル・語り口で繊細かつ鮮烈に描く、静かに胸に突き刺さる6つの人生の物語。オールカラー愛蔵版で登場! 解説:クリス・ウェア

〈彼の描く20コマには、小説家が一生かけて描くよりも多くのアイデアが詰まっている〉………ゼイディー・スミス
〈純文学寄りの漫画家として、ひそかに願う――「そういう本」を創りたい、と。そういう本とは、普段漫画を読まない、文学好きの人にも届く本。事前に説明や釈明をしなくても、作品の姿勢や人間性、複雑さを通して、雄弁に語る本のことだ。エイドリアン・トミネの『キリング・アンド・ダイング』は、ついに登場した「そういう本」なのかもしれない。僕はこの本に度肝を抜かれ、勇気づけられている〉………クリス・ウェア

「ホーティスカルプチャー」として知られるアートの短い歴史 
アンバー・スウィート
それゆけアウルズ
日本から戻ってみたけれど…
キリング・アンド・ダイング
侵入者たち
解説:クリス・ウェア

エイドリアン・トミネ[エイドリアントミネ ]
1974年カリフォルニア生まれ。現在ブルックリン在住の日系4世。カリフォルニア大学バークレー校では英語文学を専攻。コミック作家として〈オプティック・ナーヴ〉シリーズを描き続けるかたわら、イラストレーター、アーティストとしても活躍。インディーバンドのアルバムジャケットから「ニューヨーカー」誌の表紙まで数多く手掛ける。著書に32 Stories(1998)『スリープウォーク』(98、邦訳プレスポップ刊)、Shortcomings(2007)などがある。

長澤あかね[ ナガサワアカネ ]
関西学院大学社会学部卒業。広告代理店に勤務したのち、通訳を経て翻訳者に。訳書にニーナ・ルヴォワル『銀幕に夢をみた』(PHP研究所)、ミック・オシェイ『ワン・ダイレクション・ノー・リミット』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、トム・シャドヤック『恐れと真実の対話 生命の取扱説明書(トリセツ)』(講談社)などがある。

内容説明

突如アートに目覚める植木職人の理想と現実、ポルノ女優そっくりの顔で悩む娘の告白、口下手なのにスタンダップ・コメディアンを目指す少女とその父の葛藤…現代で最も才能あるグラフィック・ノヴェリストの一人エイドリアン・トミネが、6通りのビジュアル・語り口で繊細かつ鮮烈に描く、静かに胸に突き刺さる6つの人生の物語。オールカラー愛蔵版で登場!

目次

「ホーティスカルプチャー」として知られるアートの短い歴史
アンバー・スウィート
それゆけアウルズ
日本から戻ってみたけれど…
キリング・アンド・ダイング
侵入者たち

著者等紹介

トミネ,エイドリアン[トミネ,エイドリアン] [Tomine,Adrian]
1974年カリフォルニア生まれ。現在ブルックリン在住の日系アメリカ人4世。カリフォルニア大学バークレー校では英文学を専攻。コミック作家として“オプティック・ナーヴ”シリーズを描き続けるかたわら、イラストレーター、アーティストとしても活躍。インディーバンドのアルバムジャケットから「ニューヨーカー」誌の表紙まで数多く手掛ける

長澤あかね[ナガサワアカネ]
関西学院大学社会学部卒業。広告代理店に勤務したのち、通訳を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

107
アメリカのグラフィック・ノベル。6つの物語。表題作「キリング・アンド・ダイング」が良かった。親子のすれ違いの会話、娘を応援したいがもどかしい気持ちを持つ父親。ラストの2人と家の灯りはセリフなしで余韻が残る。「アンバー・スウィート」は有名なポルノ女優と似た大学生の物語。「それ行けアウルズ」ヤクの売人のオヤジと「長い間バカな選択ばかりしてきた」女の物語。「ホーティスカルプチャーとして知られるアートの短い歴史」はおかしな彫刻に夢を見た夫と妻のユーモラスで少し切ない物語。確かにどれも短編小説の様な味わいがある。2023/03/01

buchipanda3

106
グラフィック・ノベル短篇集。様々な表現のスタイルを用いて語りたい思いを伝えようとする意欲的な姿勢に感服。語り過ぎない描写も良い。そして何と言っても物語で描かれる様々な人間模様には深みと愛情と切なさと愛嬌が感じられて、何だか人生ってやつを応援したくなった。植木屋が芸術に目覚めたっていい、喋るのが苦手でもコメディアンを目指したっていい。周りに居る家族の不器用だけど素朴な愛し方に思わず泣き笑い。もしポルノ女優に顔が似てても誰かが彼女自身を見つけてくれるはず。そしてオウルズだって優勝するかも。たぶん。hoot。2022/06/07

かんやん

35
市井の片隅に生きる冴えない人々の哀歓(というか、ほとんど哀)を描いたグラフィックノベルの短編集。ポルノ女優にソックリなために苦労する女性『アンバー・スウィート』、プロ野球のプレーオフに招待されたカップルの顛末『それゆけ、アウルズ』、ドモリの女の子がスタンダップコメディに挑戦する表題作など、それぞれ趣向を凝らしており、心を抉られる。ほんと痛いよな、となんだか他人事ではありません。静かに、ほとんど気づかぬうちに時が流れていて、ハッとさせられる。クリス・ウェア(『ジミー・コリガン』)の解説にも唸らされた。2022/12/16

こうすけ

28
『長距離漫画家の孤独』がとても良かったので、こちらも読んでみた。やっぱり面白い。純文学的な短編集。吃音の娘がコメディアンになろうとする表題作が特に素晴らしい。読者を信じて大胆な省略のもとに、ストーリーが進んでいく。この人の世界観は、日本人にとってもかなり親しみやすい。満足です。2022/06/13

しゅん

26
読書メーターで知った作家だけど、これはほんとに知ることが出来てよかった。端正で渇いた絵柄の中で、なんともつらく情けない営みが展開される。ポルノ女優とそっくりなせいでひどい目にあう女の子、ギークっぽい冴えない娘がお笑い学校に通う様を苦しみながら眺める父親など、うまく行かない人々ばかりが描かれるのだが、最後に少しの解放がやってくる。そのわずかな喜びはどれだけ大きく感じられることか。印象としてはカーヴァーの短編が一番近いかもしれない。普遍的なテーマを扱いながら、気持ちのよい「新しさ」を感じてしまうのが不思議。2017/05/31

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