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出版社内容情報
一次産業に従事する人が、汗水たらして働いても、暮らしていけない。そんな国が本当に豊かな国だと言えるのだろうか。一次産業に従事する人が、汗水たらして働いても、暮らしていけない。そんな国が本当に豊かな国だと言えるのだろうか。
東日本大震災の後、17年勤めた農水省を退職した著者は、故郷山形県庄内で生きることを決断した。地方が人口減少・流出に悩む今、故郷の地で家族、友人、地域の人々と共に生き、農業、林業、再生エネルギー等で活躍、地方創生に挑戦する奮闘記。
皆川治[ ミナカワオサム ]
山形県鶴岡市生まれ。1997年から2014年まで農水省職員。農林水産副大臣秘書官であった2011年3月11日、義父の葬儀のために滞在していた石巻市で被災した。現在は農水省を退職し、故郷鶴岡で農業と地域の再生を目指す。東北公益文科大学特任講師。
目次
東日本大震災と人生の転機
だだちゃ豆、三世代での作業
古民家を活かす知恵―英国のセミデタッチド・ハウスに学ぶ
PTAからつながる小水力発電
風と庄内平野
湯尻川のホタルとイバラトミヨ
戦後70年とわが家
雪に埋もれてしまわない地域
「豊水」と発電用水利権
熊本地震と湯田川孟宗
人を引きつけるチーム、地域へ
JAは空気みたいなもの?
「読書のまち鶴岡」への思い
著者等紹介
皆川治[ミナカワオサム]
1974年、山形県鶴岡市生まれ。宇都宮大学農学部農業経済学科卒。1997年、農林水産省入省。平成22年6月から23年9月まで農林水産副大臣秘書官。2014年、農林水産省を退職し、故郷の鶴岡市へUターン。2014年5月から東北公益文科大学特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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