唐十郎 特別講義―演劇・芸術・文学クロストーク

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唐十郎 特別講義―演劇・芸術・文学クロストーク

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784336061393
  • NDC分類 775.1
  • Cコード C0070

出版社内容情報

私はこうして『唐十郎』になった――〈生きる伝説〉が語りつくした12時間!ファンはもちろん、演劇・文学への入門書としても。私はこうして『唐十郎』になった――〈生きる伝説〉が語りつくした12時間!
舞台・文学・映画などあらゆるテーマを、大学の教室を舞台に、希代の演劇人が縦横無尽・天衣無縫に語りつくす。ファンはもちろん、演劇・文学への入門書として、そしてこれから『唐十郎』を知りたい人へ送る、魂の講義録! 

第一回  私はこうして『唐十郎』になった
第二回  古典と現代をブリッジする
第三回  冒険小説の劇化
第四回  唐十郎という記憶装置
第五回  メルヘンと演劇
第六回  演劇の言葉──私の愛した作家と作品
第七回  演劇言語が綾なすポリフォニー空間
第八回  昭和の演劇──浅草に花開いた芸能
あとがき 西堂行人

唐十郎[カラジュウロウ]
劇作家・演出家・俳優・小説家。1940年東京生まれ。明治大学文学部演劇学科卒。62年劇団状況劇場を結成。67年に新宿花園神社境内に紅テントを立てて上演し、以後、唐の存在は60年代に開始されたアングラ・小劇場演劇を牽引する旗手となった。88年に状況劇場を解散、唐組を結成。横浜国大(1997?2005年)、近畿大学(2005?10年)でも教授を勤め、後続の若い世代にも強烈な影響を及ぼした。

西堂行人[ニシドウコウジン ]
演劇評論家。2016年3月まで近畿大学教授。1954年東京生まれ。早稲田大学文学部(演劇専修)卒。同大学院中退。78年より劇評活動を開始し、アングラ・小劇場演劇をメインテーマとする。主な著書に『演劇思想の冒険』『ハイナー・ミュラーと世界演劇』『劇的クロニクル』(以上論創社)『見ることの冒険』『小劇場は死滅したか』『ドラマティストの肖像』(以上れんが書房新社)『韓国演劇への旅』『現代演劇の条件』『演劇は可能か』(以上晩成書房)他。編著に『演出家の仕事――60年代・アングラ・演劇革命』『八〇年代・小劇場演劇の展開』。近年の著書に『[証言]日本のアングラ』(作品社、2015)『近大はマグロだけじゃない!』(論創社、2016)がある。

内容説明

演出家・俳優として原風景、公演の舞台裏、アングラ演劇時代の逸話―舞台・文学・映画などあらゆるテーマを、大学の教室を舞台にして、稀代の演劇人が縦横無尽・天衣無縫に語りつくす。往年のファンはもちろん、演劇への入門書として、そしてこれから「唐十郎」を知りたい人へ送る、魂の講義録!私はこうして「唐十郎」になった―“生きる伝説”が語りつくした12時間!

目次

第1回 私はこうして「唐十郎」になった
第2回 古典と現代をブリッジする
第3回 冒険小説の劇化
第4回 唐十郎という記憶装置
第5回 メルヘンと演劇
第6回 演劇の言葉―私の愛した作家と作品
第7回 演劇言語が綾なすポリフォニー空間
第8回 昭和の演劇―浅草に花開いた芸能

著者等紹介

唐十郎[カラジュウロウ]
劇作家・演出家・俳優・小説家。1940年東京生まれ。明治大学文学部演劇学科卒。62年劇団状況劇場を結成。67年に新宿花園神社境内に紅テントを建てて上演し、以後、60年代に開始されたアングラ・小劇場演劇を牽引する旗手となった。69年に『少女仮面』で第15回岸田國士戯曲賞を受賞。88年に状況劇場を解散、唐組を結成。2000年代に入って、『泥人魚』(03)で鶴屋南北賞、読売文学賞を、他に読売演劇大賞芸術栄誉賞、朝日賞などを受賞している

西堂行人[ニシドウコウジン]
演劇評論家。2016年3月まで近畿大学教授。1954年10月東京生まれ。早稲田大学文学部(演劇専修)卒。同大学院中退。78年より劇評活動を開始し、アングラ・小劇場演劇をメインテーマとする。2017年4月から、明治学院大学文学部芸術学科教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

法水

8
世界三大頭の中を覗いてみたい人のひとりでもある唐十郎さん(ちなみに後のふたりは天野天街さんと野田秀樹さん←全部演劇人かい)。唐さんが2005年度に近畿大学で行った講義を収録した本書はそんな私の望みを叶えてくれる。唐さんはどちらかと言うと天才肌で感覚的に劇作をされている印象があったけど、勉強もかなりされているし、該博な知識があるからこそ想像力を迸らせることができるのだと得心。サルトルに始まり、三島、泉鏡花、ドストエフスキー、三好十郎、加藤道夫、シミキンにミトキンと話題は尽きることがない。生で聴講したかった。2017/08/08

いのふみ

3
生まれ育った下谷万年町や、1960~70年代の浅草、新宿の異様な猥雑さ、アブナさ。唐十郎という人やその作品は、他の演劇ではあまり見られないそういったものを背負っている。韓国で芝居を行った際の、これも日本ではあまり見られない客の反応のよさ、熱気。それがまさに唐十郎の演劇だと思うし、演劇とは、演じられる内容とは別に、本来こういう祝祭的なものだと思う。2022/01/14

mstr_kk

3
2005年の近畿大学での講義(ほとんど連続講演)の記録。このころ、あまり実質をともなわない唐さんのリバイバルがあり、その最後の余波がなぜか10年経ってからこのヨイショ本として出版されたという感じです。唐十郎とは何だったのか、ということが鋭く抉られる内容ではなく、特に発見のある本ではありません。2018/01/03

暇人

0
食わず嫌いで芝居はほとんど見たことはない。見ていて、こっちが恥ずかしくなるからだが、役者の人たちは よく演じ続けることができるものだと感心してしまう。本書は講義の中での対談が中心だが、唐十郎先生の若かりしエピソードなど興味深いものばかりだった。2017/05/05

0
2017年3月25日初版第1刷発行 唐十郎著 西堂行人編 発行者:佐藤今朝夫 発行所:株式会社国書刊行会 カバー写真:荒木経惟 装幀・造本:鈴木正道 編集協力:劇団唐組 印刷・製本:中央精版印刷株式会社 定価:本体2200円+税2020/10/28

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