出版社内容情報
画家の楽園を打ちたてるべく、南仏でゴーギャンと共同生活を始めたゴッホだったが長くは続かなかった。そして終焉の地オーヴェルへ。画壇を席捲した印象派から距離を置き、弟テオの元を離れ、画家の楽園を打ちたてるべく、ゴッホは南仏へと向う。アルルの〈黄色の家〉にゴーギャンを招き共同生活を始めるものの、それも長くは続かなかった。そして終焉の地オーヴェルへ――ゴッホの死は果たして自殺だったのか?
家系図
地図
第3部 フランス時代 1886?1890
第27章 さかしま
第28章 ザンガノ兄弟
第29章 キャッチ・アンド・リリース
第30章 商魂
第31章 ル・パラドゥ
第32章 向日葵と夾竹桃
第33章 詩人の園
第34章 架空の野蛮人
第35章 闘争
第36章 異邦人
第37章 二つの道
第38章 真の南仏
第39章 星月夜
第40章 孤立者
第41章 「堕落した子供」
第42章 庭と麦畑
第43章 幻影は消え失せる――しかし、崇高なものは残る
エピローグ ここに眠る
補遺:フィンセントの致命傷に関する注釈
謝辞
資料に関する注釈
主要参考文献
主要人名索引
スティーヴン・ネイフ[スティーヴンネイフ ]
1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。美術雑誌に執筆の傍ら、ナショナル・ギャラリー・オヴ・アートを含む多くの美術館で講義、プリンストンで美術史を学び、ハーヴァード大学フォグ美術館で卒業制作を行なう。グレゴリー・ホワイト・スミスと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを含む数多くの著書を上梓している。評伝『ジャクソン・ポロック――アメリカン・サーガ』は1991年にピューリッツァー賞を受賞、ナショナル・ブック・アワードのファイナリストとなった。また同書は2000年に映画化されアカデミー賞を受賞。またジョン・アップダイクの小説『シーク・マイ・フェイス』にも霊感を与えた。ネイフとスミスは〈ニューヨーカー〉〈ニューヨーク・タイムズ〉〈USAトゥデイ〉〈ピーブル〉などで紹介され、〈60ミニッツ〉〈オプラ・ウィンフリー・ショー〉〈ラリー・キング・ライヴ〉〈チャーリー・ローズ・ショー〉〈トゥデイ〉等の番組に出演。サウス・カリフォルニア州エイケン在住。その地で2009年に設立に協力した〈ジュリアード・イン・エイケン・フェスティヴァル〉の主宰を務めている。
グレゴリー・ホワイト・スミス[グレゴリーホワイトスミス]
1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。コルビー・カレッジで英文学を専攻、ワトソン・フェロウとしてヨーロッパで中世およびルネサンス音楽を研究、ハーヴァード・グリークラブの副指揮者を務めながら、ハーヴァードで卒業制作を行なう。また、二つのTVシリーズを執筆、一つは人間の行動を扱うフィル・ドナヒューの番組、もう一つはアーチボルド・コックスの番組で最高裁と合衆国憲法に関するもの。スティーヴン・ネイフと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを含む数多くの著書を上梓している。評伝『ジャクソン・ポロック――アメリカン・サーガ』は1991年にピューリッツァー賞を受賞、ナショナル・ブック・アワードのファイナリストとなった。また同書は2000年に映画化されアカデミー賞を受賞、主演はエド・ハリス、マーシャ・ゲイ・ハーデン。またジョン・アップダイクの小説『シーク・マイ・フェイス』にも霊感を与えた。現在はサウス・カリフォルニア州エイケン在住。その地で2009年に設立に協力した〈ジュリアード・イン・エイケン・フェスティヴァル〉の主宰をネイフとともに務めている。
松田和也[ マツダカズヤ ]
翻訳家。アッシュクラフト=ノーウィッキ『魂の旅路』、フラター・エイカド『QBL』(以上国書刊行会)、ジュリア・ブラックバーン『黒の画家 フランシスコ・ゴヤ』、W・W・Y・ウォング『ゴッホ・オンデマンド』(以上青土社)等翻訳書多数。
内容説明
画壇を席捲した印象派から距離を置き、弟テオの元を離れ、画家の楽園を打ちたてるべく、ゴッホは南仏へと向う。アルルの“黄色の家”にゴーギャンを招き共同生活を始めるものの、それも長くは続かなかった。そして終焉の地オーヴェルへ―ゴッホの死は果たして自殺だったのか?
目次
第3部 フランス時代 1886‐1890(さかしま;ザンガノ兄弟;キャッチ・アンド・リリース;商魂;ル・パラドゥ;向日葵と夾竹桃;詩人の園;架空の野蛮人;闘争;異邦人;二つの道;真の南仏;星月夜;孤立者;「堕落した子供」;庭と麦畑;幻影は消え失せる―しかし、崇高なものは残る)
著者等紹介
ネイフ,スティーヴン[ネイフ,スティーヴン] [Naifeh,Steven]
1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。美術雑誌に執筆の傍ら、ナショナル・ギャラリー・オヴ・アートを含む数多くの美術館で講義、プリンストンで美術史を学び、ハーヴァード大学フォグ美術館で卒業制作を行なう。グレゴリー・ホワイト・スミスと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを含む数多くの著書を上梓している。評伝『ジャクソン・ポロック―アメリカン・サーガ』は1991年にピューリッツァー賞を受賞、ナショナル・ブック・アワードのファイナリストとなった
スミス,グレゴリー・ホワイト[スミス,グレゴリーホワイト] [Smith,Gregory White]
1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。コルビー・カレッジで英文学を専攻、ワトソン・フェロウとしてヨーロッパで中世およびルネサンス音楽を研究、ハーヴァード・グリークラブの副指揮者を務めながら、ハーヴァードで卒業制作を行なう。また、二つのTVシリーズを執筆、一つは人間の行動を扱うフィル・ドナヒューの番組、もう一つはアーチボルド・コックスの番組で最高裁と合衆国憲法に関するもの。スティーヴン・ネイフと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを含む数多くの著書を上梓している
松田和也[マツダカズヤ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なおみ703♪
袖崎いたる
らい
ゆずこまめ