江戸怪談文芸名作選<br> 清涼井蘇来集

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江戸怪談文芸名作選
清涼井蘇来集

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  • サイズ B6変判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336060372
  • NDC分類 913.5
  • Cコード C0395

出版社内容情報

浮世草子以後、文学の新たな型式を切り拓いた〈幻の作家〉清涼井蘇来、その全貌をここに――浮世草子以後、文学の新たな型式を切り拓いた〈幻の作家〉清涼井蘇来、その全貌を初の集成!
これまでほぼ未紹介だった蘇来作品の翻刻を一巻にまとめ、その精髄を知らしめる。

童唄に隠された故事付由緒を辿る奇譚集『古実今物語』(正・続)。
怪異と人間の業が綾なす蘇来怪談の精華『今昔雑冥談』。
直向きなヒロイン達が奮闘する流麗巧弁な活劇的名篇『当世操車』。

怪談・奇談の傑作四篇を収録。

***作品別 各話目次***

『古実今物語』/宝暦11年(1761)刊
校訂=木越秀子
<全3話>
巻之一
 ・松前長兵衛が事の始
巻之二
 ・松前長兵衛が事の末
巻之三
 ・絹屋彦兵衛三人の娘の事
巻之四
 ・姫君おせんの方の事の始
巻之五
 ・大仏姫君おせんの方の事の末


『今昔雑冥談』/宝暦13年(1763)刊
校訂=郷津正
<全10話>
巻之一
 ・渡辺勘解由が娘、幽霊を射留し事
 ・野州の百姓次郎三郎妻、鬼に成事
巻之二
 ・都の隠士、怪恠に逢ふ事
 ・岩丸氏、魔所に入る事
巻之三
 ・悪源太義平邪神退治の事
 ・猫死人の骸に入る事
巻之四
 ・狐の食を取て害にあふ事
 ・荒木氏、秋葉山にて勇剛の事
巻之五
 ・滝口道則、奇術にあふ事
 ・河州松波氏、気より幽霊を設くる事


『後篇古実今物語』(『古実今物語』続篇)/明和2年(1765)刊
校訂=紅林健志
<長編1話>
巻之一
 ・三州四長者の事ならびに浄瑠璃姫の事
 ・牛若丸浄瑠璃姫と相惚れの事
 ・熊鷹鬼五郎婚礼の邪魔する事
巻之二
 ・牛若丸熊鷹鬼五郎と太刀打の事
 ・鬼五郎謀計を以て難題を言ふ事
 ・難波の次郎矢矧の母を殺す事
巻之三
 ・常陸原牛太郎上使難波を討つ事
 ・京から雁が三ツ下る由来の事
 ・浄瑠璃姫飛脚源蔵に身の上を語る事
巻之四
 ・源蔵謀を教える事ならびに姫両親の菩提を弔ふ事
 ・烏川にて鬼五郎牛太郎争ひの事
 ・熊鷹鬼五郎最期の事
巻之五
 ・浄瑠璃姫七夕に思ひ合ひて身を投げる事
 ・牛太郎剃髪して常陸坊と名乗る事
 ・浄瑠璃姫再び義経公に逢ひ給ふ事


『当世操車』/明和3年(1766)刊
校訂=宍戸道子
 <全3話>
巻之一
 〇福徳屋富左衛門倅が事
  ・我脈のわが落ちつかぬ十九はたち
  ・朝風さむく目のさめる旅
  ・にくからぬ恋を裏から問おとし
  ・闇とやみとて聟と呼ばせる
巻之二
 〇唐物屋久左衛門娘が事
  ・むつかしい顔の向き合ふ三ッ鉄輪
  ・児手がしわや夜の婚礼
  ・尤もと道理を?く義の一字
  ・磨てもはげぬ無垢の金鍔
巻之三
 〇浮橋頼母妻女の事
  ・言訳のくらい所ところにふたり寝て
  ・みさほ涼しく朽はてる胸
  ・この人のここに聞くとは神のわざ
  ・帰る錦は温泉のみやげにて
巻之四
 〇物部新蔵娘お弓事
  ・毒喰はば皿をねぶれと乱れ染
  ・我ひとりなくふりの下風
  ・身を捨てこそ浮む瀬で呑みおふせ
  ・押込なれば蔵へおしこむ
巻之五
 〇お弓才智を以て出世の事
  ・夜半過ぎて土と圭のさゆる物思ひ
  ・江戸むらさきの女一疋
  ・源氏にもこれ程の智は書もらし
  ・栄ゆる末も孝がもとなり

解説=井上泰至、木越秀子、紅林健志、郷津正、宍戸道子

井上泰至[イノウエヤスシ]
著・文・その他

木越秀子[キゴシヒデコ]
著・文・その他

紅林健志[クレバヤシタケシ]
著・文・その他

郷津正[ゴウヅタダシ]
著・文・その他

宍戸道子[シシドミチコ]
著・文・その他

内容説明

収録作の半数以上が初翻刻!知られざる江戸の怪異と邂逅する選集。

目次

古実今物語
今昔雑冥談
後篇古実今物語
当世操車

著者等紹介

井上泰至[イノウエヤスシ]
1961年京都市生まれ。上智大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。防衛大学校教授。専攻は、日本近世文学(上田秋成、近世軍記、西鶴武家物、人情本など)、近代俳句(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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