幽霊とは何か―五百年の歴史から探るその正体

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幽霊とは何か―五百年の歴史から探るその正体

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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336060068
  • NDC分類 147.6
  • Cコード C0039

出版社内容情報

500年にわたって報告されてきた幽霊出没の物語。呪われた屋敷、取り憑いた幽霊、超常現象……今、その真実に迫る。そこに誰かいるの ?
イギリスのワイト島の古い屋敷で育ち、子どものころから幽霊に魅せられてきた著者が、500年にわたって各地で詳細に報告されてきた幽霊出没の物語をたどる。呪われた屋敷、取り憑いた幽霊、さまざまな超常現象の体験者、霊媒師、ゴーストハンター。そして、幽霊に深く関わっている宗教と社会的地位、メディアとテクノロジー。時代が変わるにつれ変化していく幽霊の姿を真摯に追いかけた一冊。

【書評抜粋】
とびきりおもしろく(そして不穏な気持ちにさせる)作品だ……ふつうは誰でも幽霊から逃げるのに、著者は幽霊を追い求める。その恐れ知らずの大胆さには、畏敬の念を覚えるほどだ。 ──英紙「ガーディアン」

幽霊目撃の科学的・社会的な面をたどる興味深い歴史……失われた魂のほの暗い世界を行く旅……不気味な味わいとともに語られる物語。 ──英紙「テレグラフ」

思わず引き込まれてしまう……超常現象を調査すれば、かなりの割合でまやかしを暴く必要が出てくる。クラークは、懐疑的になることを忘れていない。ゴーストハントの物語は、同時にいんちきと人々の錯覚が暴露されてきた歴史でもある。……しかし、クラークは、自分が追いかける主題に、少年時代のままの……豊富な知識に裏打ちされた情熱を保ち続けている。 ──英紙「インディペンデント」

第1章 幽霊屋敷で育って
第2章 幽霊の分類法
第3章 目に見えるソファー──ゴーストハント小史
第4章 ヒントン・アンプナーの謎
第5章 テッドワースの鼓手
第6章 マコンの悪魔
第7章 エプワースの少女
第8章 ヴィール夫人の亡霊
第9章 幽霊物語の作法
第10章 ファニー嬢の新劇場
第11章 瀉血と脳の鏡
第12章 幽霊の下品さについて
第13章 わななくテーブルの秘密
第14章 上空の天使と深海の悪魔
第15章 レイナム・ホールの茶色の貴婦人
第16章 ボーリー牧師館の殺人
第17章 恐怖の王とテクノロジーの話
第18章 イギリスで最も呪われた屋敷

謝辞
図版提供者一覧
年表
訳者あとがき
参考文献
原註

ロジャー・クラーク[ロジャークラーク]
イギリスのワイト島生まれ。《インデペンデント》紙、《サイト&サウンド》誌などで活躍する映画評論家。幼いころから幽霊に魅せられ、イギリスの有名なゴーストハンター、アンドリュー・グリーンやピーター・アンダーウッドと文通する。1980年代に14歳で心霊現象研究協会(SPR)の最年少会員となり、15歳でパン&フォンタナのホラーブックスシリーズから幽霊物語を出版。本書で、幽霊の歴史をまとめたいという長年の夢をかなえた。

桐谷知未[ キリヤトモミ ]
東京都出身。南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業。翻訳家。

内容説明

500年にわたって報告されてきた幽霊出没の物語―呪われた屋敷、取り憑いた幽霊、超常現象の体験者、霊媒師、ゴーストハンター。そして、幽霊に深く関わる宗教と社会的地位、メディアとテクノロジー。時代とともに変化していく幽霊の姿を真摯に追いかけた一冊。

目次

幽霊屋敷で育って
幽霊の分類法
目に見えるソファー―ゴーストハント小史
ヒントン・アンプナーの謎
テッドワースの鼓手
マコンの悪魔
エプワースの少女
ヴィール夫人の亡霊
幽霊物語の作法
ファニー嬢の新劇場
瀉血と脳の鏡
幽霊の下品さについて
わななくテーブルの秘密
上空の天使と深海の悪魔
レイナム・ホールの茶色の貴婦人
ボーリー牧師館の殺人
恐怖の王とテクノロジーの話
イギリスで最も呪われた屋敷

著者等紹介

クラーク,ロジャー[クラーク,ロジャー] [Clarke,Roger]
イギリスのワイト島生まれ。『インデペンデント』紙、『サイト&サウンド』誌などで活躍する映画評論家。1980年代に14歳で心霊現象研究協会(SPR)の最年少会員となり、15歳でパン&フォンタナのホラーブックスシリーズから幽霊物語を出版

桐谷知未[キリヤトモミ]
東京都出身。南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

59
最年少でSPR会員となった著者による、英国の幽霊五百年の歴史。文学に出てくる幽霊や降霊会、メスメリズムに銀幕に出現する幽霊と文化的な章は本当に面白く読めた。ただ本書の大半を占めるのは実際に出現した幽霊。『ねじの回転』の元ネタになった幽霊屋敷があるという仮説とか呪われた太鼓とかこちらもなかなか興味深いのだけど、ぶっちゃけ地味な話が多いので辟易する部分も……。微かに姿を見せるとか音を出すとか。そう考えると降霊会って伝統に乗っ取ってるのかな。大正時代に猖獗を極めた幽霊と科学の関係を思い出し、何か懐かしく読めた。2018/12/08

ハルバル

7
英国の幽霊好きは間違いなく世界一だろう。自身SPR会員だという筋金入りの幽霊マニアたる著者が語る英国幽霊史。有名な幽霊事件はおおよそ押さえられている。ヒントン・アンプナー、コックレーンの幽霊、テッドワースの鼓手、エプワースとボーレー両牧師館…。しかし残念ながらこれらの事件のほとんどがでっちあげか証拠の疑わしいものばかりであり、むしろ幽霊そのものより、幽霊を見る側の方が問題ではないかと思えてくる。だからこそ幽霊よりもそれを見る人間の意識の不可解さを書いた「ねじの回転」は素晴らしく先駆的だったのだ。2018/12/30

AR読書記録

6
タイトルの頭に「イギリスにおける」とつけたほうがいいんでないかと思いますが、ほんとイギリスの歴史、文化を語るに幽霊は絶対外せない感じですね。王室から大衆まで、信じるのであれ信じないのであれ、あるいは面白がるのであれ、大っぴらにそれに関心を持ち向き合うことへの忌避感は薄い。それどころか、科学や文学などにも、それをベースに生み出されているものは多い。なんかこう、イギリス人、幽霊の息づく国というところにナショナルアイデンティティをもって、押し出してくれたらもっと好きになるなーとか思う。2016/10/24

lico

6
『たぶんイギリスは、もっとも呪われた国なのだろう。というのも、イギリスには幽霊を信じる人が多いからだ。超常現象を信じることは、現代の衰退した宗教の一つの形になった。幽霊とは、宗教それ自体の幽霊なのだ。(387P)』。主にイギリスと欧米を中心とした幽霊の歴史。イギリスといえばゴースト・ストーリーというイメージがあったのだけれどプロテスタントが幽霊を否定していたために実際に盛り上がりを見せるのはゴシック・ロマンスが出始めてからで、それすらも19世紀の中ごろには一度下火になっているという話が一番興味深かった。2016/09/28

timeturner

4
随所に興味深い事実や指摘があるものの、全体としてはばらばらの情報を行き当たりばったりにつなげただけのように見える。作者がめざしたという「幽霊の歴史」は見えてこない。2016/10/14

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