- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 海外文学
- > その他ヨーロッパ文学
出版社内容情報
スイスが誇る大小説家の傑作長篇を集めたシリーズ第三弾。『スイス人サミュエル・ブレの人生』『虐げられたジャン=リュック』収録。スイスが誇る大小説家ラミュの傑作長篇小説を集めたシリーズ第三弾。本邦初訳となる教養小説『スイス人サミュエル・ブレの人生』と、石川淳も手掛けた『虐げられたジャン=リュック』の2編を収録。
シャルル=フェルディナン・ラミュ[シャルルフェルディナンラミュ ]
Charles-Ferdinand Ramuz(1878-1947)。スイスの小説家。故郷スイスの自然と習俗を題材に、フランス語で多くの農民小説を書いた。『山中の大いなる恐怖』La Grande peur dans la montagne(1926)、『陽がまた昇らなければ』Si le soleil ne revenait pas(1937)などがある。
佐原隆雄[ サハラタカオ ]
内容説明
初恋の少女との出会いと別れ、放浪の日々、パリ・コミューンとの遭遇、親しい人たちの死…。50年の時を経て、1つの旅が終わり、また新たな旅が始まる!壮大なスイス・アルプスの自然を背景に、1人の人間の魂の遍歴と成長を描く感動の表題作(本邦初訳)、ほか1編。
著者等紹介
ラミュ,シャルル=フェルディナン[ラミュ,シャルルフェルディナン] [Ramuz,Charles‐Ferdinand]
1878年スイスのローザンヌに生まれ、1947年ローザンヌ近郊のピュイイにおいて没。スイス・フランス語圏を代表する小説家、詩人、劇作家。現在の200フラン札の肖像に選ばれている。アルプスに暮らす農民や牧人を主人公にした作品を数多く発表。また、音楽家や画家など他分野の芸術家とも交遊が広く、イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲の『兵士の物語』の台本を書いている
佐原隆雄[サハラタカオ]
1954年広島県呉市生まれ。東京外国語大学大学院外国語研究科ロマンス系言語専攻修了。専門は、19世紀フランス文学、スイス文学およびフランス語教育法。C.F.ラミュ協会終身会員、ラミュ研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。