出版社内容情報
シンボリズムの解釈を軸として、古代の秘教やフリーメーソンの秘密を大胆に解き明かし、オカルティズムの核心に迫った驚愕の書。
シンボリズムの解釈を軸として、聖書、古代秘教の儀式、神話と伝説、フリーメーソン、薔薇十字会、神智学運動、人間意識の進化の秘密を大胆に解き明かし、オカルティズムの核心に迫る驚愕の書。シュタイナー思想の深遠に触れる講義録、待望の復刊!
【著者紹介】
1861―1925年。ハンガリーのクラリエヴェック(現クロアチア領)に生まれる。ウィーン工科大学卒業。ゲーテ学者、哲学者として活躍したのち、「人間存在のなかの精神的なものを宇宙のなかの霊的なものに導こうとするひとつの認識の道」である人智学を樹立。霊学的観点から新たな総合文化の必要性を説き、その影響は宗教、芸術、教育、医療、農法など広範な分野に及ぶ。『神智学』『アカシャ年代記より』『ルカ福音書』など著書、講演録多数。
内容説明
幻の奇書、完訳。シンボリズムの解釈を手掛かりに、聖書、神話、古代の秘教、フリーメーソン、薔薇十字会の秘密を大胆に解き明かし、オカルティズムの核心に迫る驚愕の書!
目次
1(五旬祭―人間の霊を解放するための祝祭;カインとアベルの対立;ドルイド僧とドロット僧の秘儀;プロメテウス伝説;薔薇十字会の秘儀;マニ教;霊学の観点から見たフリーメーソンの本質と課題;秘密結社の基礎をなす外展と内展)
2(かつて失われ、今再建されるべき神殿―それと関連する十字架の木の伝説または黄金伝説;オカルティズムの光に照らしたロゴスと原子)
3(神智学運動とオカルティズムの関係;フリーメーソンと人類の進化(二重講義)
オカルト的認識と日常生活との関連
新しい形式の帝王術
一九〇六年一月二日のベルリンでの講義のためのシュタイナーのメモ
ゲーテと薔薇十字会との関係について)
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ] [Steiner,Rudolf]
1861‐1925年。ハンガリーのクラリエヴェック(現クロアチア領)に生まれる。ウィーン工科大学卒業。ゲーテ学者、哲学者として活躍したのち、「人間存在のなかの精神的なものを宇宙のなかの霊的なものに導こうとするひとつの認識の道」である人智学を樹立。霊学的観点から新たな総合文化の必要性を説き、その影響は宗教、芸術、教育、医療、農法など広範な分野に及ぶ
高橋巖[タカハシイワオ]
東京代々木に生まれる。慶應義塾大学文学部大学院修了後、DAADならびにフンボルト財団の給費生としてドイツに留学、シュタイナー思想に出会う。1972年まで慶應義塾大学文学部美学、西洋美術史教授。1985年日本人智学協会を設立
笠井久子[カサイヒサコ]
東京に生まれる。立教大学日本文学科卒業。昭森社に入社。雑誌編集に携わる。1980年渡独。1985から86年シュトゥットガルトのキリスト者共同体祭司ゼミナールに参加。1995年から97年、日本人智学協会機関誌『人智学』の編集に携わる
竹腰郁子[タケコシイクコ]
東京に生まれる。神奈川県の治療教育施設で働いていたとき高橋巖に出会い、渡独。共同体村キャンプヒルで、人智学的な治療教育を学ぶ。帰国後、舞台芸術オイリュトミーを笠井叡に師事。1995年同氏主宰のオイリュトミーシューレ天使館を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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