記憶が消えるとき―老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336059727
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0047

出版社内容情報

アルツハイマー病の歴史をたどり、そのメカニズムを調べ、いずれ開発されるはずの治療法を探る。最新情報満載 !

「21世紀の疫病」と言われるアルツハイマー病。そのしくみについては未解明の部分が多く、有効な治療法も見つかっていない。この病気は昔からあったのか? 人はある程度高齢になればみんなこの病気になるのか? 治療法の研究はどこまで進んでいるのか? カナダの著名なサイエンスライターが、アルツハイマー病の歴史をたどり、さまざまな角度からそのメカニズムを調べ、いずれ開発されるはずの治療法を探る。最新情報満載 !

【書評抜粋】
巧みな比喩と的を射た問いかけを駆使したくつろいだ文体で、イングラムはわたしたちを手際よく科学研究の世界へと導いてくれる。――ナショナル・ポスト

14冊の著書と、CBCラジオ1『クワークス&クウォークス』、ディスカバリー・チャンネル『デイリー・プラネット』での長期にわたる司会役で、カナダで最も有名なサイエンス・コメンテーターとなったイングラムは、今や科学の謎と世界の健康危機の中心にある病気について、「距離を置いた、科学的な」概要を書く決意をした。しかし、家族の病状を眺め、みずからの将来を見つめる者に大きな感情的負担を強いるこの病気を扱うにあたって、個人的な関わりから目をそらすことはできなかった。――トロント・スター

治療法はおろか、一歩進んだ理解すら、実現までには長い時間がかかるだろう。これは何年も、何十年もかけて進行する病気であり、その科学は複雑だからだ。しかし、すでに専門知識を持つ人以外なら誰でも、本書でごく手軽に、アルツハイマー病への理解を自分なりに深めることができるだろう――マーケティングに詳しい人なら??来てる?≠ニ言うはずの話題であり、本書はその蔵書に加わるべき本だ。――ウィニペグ・フリー・プレス

第1章 老いを受け止めるか、恐れるか 
第2章 「わたし、まるで、自分をなくしたみたい」
第3章 アルツハイマー病は昔からあったのか 
第4章 ジョナサン・スウィフトの症例 
第5章 老化の生物学 
第6章 自然な命の終わり 
第7章 老化する脳 
第8章 老人斑と神経原線維変化 
第9章 「わたしが休むのは夜だけです」 
第10章 死に至る進行 
第11章 反撃する脳 
第12章 流行は静まりつつあるのか 
第13章 わたしはアルツハイマー病になるのか? なるとしたら、いつ? 
第14章 治療法の模索 
第15章 アルツハイマー病に男女差はあるのか 
第16章 本当にアルミニウムが原因だったのか 
第17章 多くの面を持つ認知症 
第18章 どこに住み、何を食べるか 
第19章 今後の展開

【著者紹介】
サイエンスライター。長年、カナダCBCラジオ1やディスカバリー・チャンネルで番組のホストを務める。アルバータ大学学士課程およびトロント大学修士課程修了。これまでに14冊の著書を出版し、邦訳に『天に梯子を架ける方法―科学奇想物語』(紀伊國屋書店)、『そうだったのか!――見慣れたものに隠れた科学 』(講談社)などがある。

内容説明

“21世紀の疫病”と言われるアルツハイマー病。そのしくみについては未解明の部分が多く、有効な治療法も見つかっていない。この病気は昔からあったのか?人はある程度高齢になればみんなこの病気になるのか?治療法の研究はどこまで進んでいるのか?カナダの著名なサイエンスライターが、アルツハイマー病の歴史をたどり、さまざまな角度からそのメカニズムを調べ、いずれ開発されるはずの治療法を探る、最新情報満載の科学書。

目次

老いを受け止めるか、恐れるか
「わたし、まるで、自分をなくしたみたい」
アルツハイマー病は昔からあったのか
ジョナサン・スウィフトの症例
老化の生物学
自然な命の終わり
老化する脳
老人斑と神経原線維変化
「わたしが休むのは夜だけです」
死に至る進行
反撃する脳
流行は静まりつつあるのか
わたしはアルツハイマー病になるのか?なるとしたら、いつ?
治療法の模索
アルツハイマー病に男女差はあるのか
本当にアルミニウムが原因だったのか?
多くの面を持つ認知症
どこに住み、何を食べるか
今後の展開

著者等紹介

イングラム,ジェイ[イングラム,ジェイ] [Ingram,Jay]
サイエンスライター。長年、カナダCBCラジオ1やディスカバリー・チャンネルで番組のホストを務める。アルバータ大学学士課程およびトロント大学修士課程修了

桐谷知未[キリヤトモミ]
東京都出身。南イリノイ大学ジャーナリズム学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkokon

10
【うむ】アルツハイマーについての知見や治療の歴史、社会での受け止められ方などを解説した一冊。著者が医学論文を丹念に読み、研究・治療の歴史と最前線を解説している。未だにアルツハイマー発生の決定的なメカニズムは解明されておらず、当然に治療薬開発にも時間がかかりそうである。一方で、意外な発見もあり、例えば「誠実さ」を持っている人はアルツハイマーにかかりにくい。20代に書いた文書の「情報密度」が濃い人の方がアルツハイマーにかかりにくい。脳の「老い」は少しずつやってくるということを実感させられた。2016/07/23

9
【立読】これ!という治療法はいまだ発見されず、、、 先々の心構えとして一読。いずれ他人事では無くなるだろうし。2016/04/20

チェアー

6
内容は難しいが、アルツハイマー病の知見と治療について最前線を網羅している(ようだ)。結論は、分かることも増えたが、原因わ環境要因、治療法は確たるものがない、というもの。それでも、一つの説に固執せず、誠実に事実を書いている。ただ、本の内容は難しすぎて、ついていけない部分が多数。もっと図版を多用したり、訳を平易にすれば、もっと意が伝わると思うのだが。2016/03/14

Akira Kumoi

6
アルツハイマー病についての考察。ベテランサイエンスライターらしく章ごとの切り口がとてもユニークで、また旺盛な知的好奇心からあちらこちらへ話が飛ぶのも楽しかったです。私にとっては少し高価な本でしたが、図書館で借りてざっと読むようなタイプの本ではないかと思えば買ってよかったんだと思います。2016/02/14

GASHOW

5
アルツハイマー病については、わからないことが多い。なんとなくひろがっている脳内の不要物質よりもシナプスの減少や嗅内皮質の減少が問題だということが分かっている。どうやら人類が肉食をするようになって、感染症をふせぐために炎症を持つ遺伝子の発現が原因ではないかといっている。発症のメカニズムはわかっていないが、糖尿病との関連があり、生来的には第三の糖尿病となるかもしれないという。予防には頭を使うことと運動すること適切な睡眠と野菜を食べることだという。2017/09/06

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