ウィスキー&ジョーキンズ―ダンセイニの幻想法螺話

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336059598
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

初老の紳士ジョーキンズがウィスキーを片手に、実話と称して語り出す若かりし日の思い出。どこから読んでも楽しい愉快な短篇23作。

4半世紀にわたって書き続けられたダンセイニの人気シリーズ、待望の邦訳。

初老の紳士ジョーキンズがウィスキーを片手に、実話と称して語り出す若かりし日の思い出――幻獣に出会い、魔術に驚異し、一獲千金に胸躍らせる、奇想天外な冒険の数々。香り豊かで軽やかなテイスト、心地よい後味にほろ酔い気分。どこから読んでも楽しめる愉快な短篇23作。

装丁:小林剛(UNA) 装画:coco

アブ・ラヒーブの話
薄暗い部屋で
象の狙撃
渇きに苦しまない護符
失なわれた恋
リルズウッドの森の開発
真珠色の浜辺
アフリカの魔術
一族の友人
流れよ涙
ジョーキンズの忍耐
リンガムへの道
ライアンは如何にしてロシアから脱出したか
オジマンディアス
スフィンクスの秘密
魔女の森のジョーキンズ
ジョーキンズ、馬を走らせる
奇妙な島
スルタンと猿とバナナ

ナポリタンアイス
ジョーキンズ、予言者に訊く
夢の響き

解説コラム
 アデンとジョーキンズ
 食卓と幽霊
 ユニコーンのこと
 原始の自然の力
 オジマンディアス、王の中の王
 幻の都を求めて
 キルケと神秘の生き物たち
 ナポリタンアイス、緑は何味?
 一獲千金の夢
訳者あとがき

【著者紹介】
本名はエドワード・ジョン・モートン・ドラックス・プランケット(1878‐1957)で、第十八代ダンセイニ城主であることを表すダンセイニ卿の名で幻想小説、戯曲、詩、評論など多くの著作を発表した。軍人、旅行家、狩猟家、チェスの名手という多才なアイルランド貴族だった。『ペガーナの神々』をはじめとする数々の著作により、その後のファンタジイ作家たちに多大な影響を与えた。

内容説明

ダンセイニの人気シリーズ、待望の邦訳。初老の紳士ジョーキンズがウィスキーを片手に、実話と称して語り出す若かりし日の思い出。香り豊かで軽やかなテイスト、心地よい後味にほろ酔い気分。どこから読んでも楽しめる愉快な短篇23作。

著者等紹介

ダンセイニ,ロード[ダンセイニ,ロード] [Dunsany,Lord]
本名はエドワード・ジョン・モートン・ドラックス・プランケット(1878‐1957)で、第十八代ダンセイニ城主であることを表すダンセイニ卿の名で幻想小説、戯曲、詩、評論など多くの著作を発表した。軍人、旅行家、狩猟家、チェスの名手という多才なアイルランド貴族だった。『ペガーナの神々』をはじめとする数々の著作により、その後のファンタジイ作家たちに多大な影響を与えた

中野善夫[ナカノヨシオ]
1963年アメリカ合衆国テキサス州生まれ。立教大学理学研究科博士課程修了(理学博士)。英米幻想小説研究翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かりさ

60
ジョーキンズの幻想法螺話と冒険譚はそれが夢のような空想物語だとしても、いつしかわくわくと心踊りずっと此処に浸っていたくなる楽しい時間。そしてダンセイニの心の豊かさやのびやかさに触れることの幸福感に満たされます。『魔法の国の旅人』のプロローグとして冒頭のみだった「アブ・ラヒーブの話」を全訳して頂き蘇ったことに感謝。そして表紙のアブ・ラヒーブの可愛さ。ジョーキンズの語りは想像の世界を遥かに超えて、共に冒険へと連れていってくれます。こうしてダンセイニの紡ぐ物語が感性の糧になると思うのです。2019/03/30

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

51
友人に紹介されたビリヤードクラブ(といっても、ビリヤード台は無い)の名物男ジョーキンズ、世界の様々な国を旅して来た。ウィスキーソーダで喉をうるおせば、どんな話題にも応えてくれる。彼の口から飛び出すのは摩訶不思議な法螺話。同じクラブの会員でジョーキンズに話をさせまいとする一派がいるという設定もなんだか子供じみていておもしろい。自分たちだけで離れたところで他の話をするわけにはいかんのか。2016/06/10

星落秋風五丈原

39
彼の話は、真珠でいっぱいの海岸だの、見るもぬめぬめしい姿に転生した男だの端から法螺と分かっているほど奇想天外な代物だが、殆どの者はそれを指摘しないで彼の話に耳を傾ける。彼に話をさせまいという不届き者が登場して「君はその話には不案内だろ?」とジョーキンズに振るのだが、常に「では、その話をしよう」と返される。『Idle Tears流れよ涙』古の名曲を見つけた男が税金を一切払わん宣言。確定申告の時期に羨ましい話題だが、取り立てにきた税務署職員もやってきた警察職員も皆曲を聴いて泣き出すという「何だそりゃ」という話2016/02/15

りつこ

36
法螺とタイトルにあるから法螺だろうと思いながら読みつつも、自分も試しに行ってみると同じ目に遭うかもしれない?という不安もちょっぴり。ユーモアたぷっりだから笑いながら顔を見ると語ってる本人は暗い表情をしてる、そんな印象。独特なのはお国柄?それとも作者がファンタジー作家だから?幻想的なシーンがあったり、摩訶不思議な動物が出てきたり、かとおもえばジョーキンズの語りが封じられて終わったり。面白かった~!と一言では言い表せないなんとも不思議な読後感。2016/03/31

そふぃあ

25
120篇以上あるというジョーキンズ・シリーズの物語から23篇が選ばれ収録されている。ビリヤードクラブでウィスキーを片手に披露される、嘘か本当か分からない幻想的小噺の数々。面白い話もまあまあな話もあったが、ある兄妹が森にいたサテュロスを匿った顚末を描く「リルズウッドの森の開発」は飛び抜けて面白くオチも良かった。真珠で埋め尽くされた砂浜が幻想的な「真珠色の浜辺」も良かった。2024/02/01

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