出版社内容情報
バイエルンの「狂王」として名高いルートヴィヒ2世と、音楽界の巨匠リヒャルト・ワーグナー、実在の二人をモデルにした長編小説。
バイエルンの「狂王」として名高いルートヴィヒ2世と、音楽界の巨匠リヒャルト・ワーグナー、実在のこの二人をモデルにした長編小説、本邦初訳。俗世間から隔絶した人工楽園に住む美貌の王フリードリヒ2世と、魔的な天才作曲家ハンス・ハンマー──19世紀末を舞台にした、〈耽美主義者と魔術師〉の聖なる物語。
【著者紹介】
1841年-1909年 フランスの詩人・文士・評論家。幅広い分野で才能を見せ、多くの詩や評論、戯曲、長編小説や短編小説を著す。有名な著作として小説は『童貞王』、『メフィストフェラ』、詩集に『葡萄畑のつぐみ』、戯曲では『スカロン』、『アヴィラの聖女』が挙げられる。また、ルノワールなどと並ぶフランス初期のワグネリアンの一人として著名である。
内容説明
狂王ルートヴィヒ二世と巨匠ワグナーに材を得た絢爛たるモデル小説。俗界から隔絶された美と幻想の人工楽園に住み、夢を現実に生きた美貌の純潔王の、聖なる悲劇の物語。本邦初訳。
著者等紹介
中島廣子[ナカジマヒロコ]
1946年生れ。大阪市立大学名誉教授(専門分野はフランス世紀末文学・文化)
辻昌子[ツジマサコ]
1974年生れ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了、大阪市立大学非常勤講師(専門分野はフランス世紀末文学・文化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
TSUBASA
ラウリスタ~
Pustota
黒猫グリ子