吉田松陰と長州五傑

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吉田松陰と長州五傑

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784336059444
  • NDC分類 281
  • Cコード C0023

出版社内容情報

頭山満「英雄ヲ語ル」、伊藤痴遊「怪傑伝」、田中光顕「維新風雲回顧録」に生き生きと描かれた吉田松陰と長州五傑の姿。

伝説は語り継がれる。維新の土台を作ったにも拘らず、新しい時代を見ることがなかった、吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作。討幕運動に奔走し、こぞって、功成り名を遂げ維新政府の中枢で大活躍した、伊藤博文、木戸孝允、井上馨。本書の語り部一番手、頭山満は本人自身が伝説の人である。その頭山が語る長州の英傑伝「英雄ヲ語ル」。明治、大正、昭和という激動の時代、裏面史の語り部として数々の伝説を作り出した伊藤痴遊の「怪傑伝」。高杉晋作とともに過ごし、陸援隊士として近江屋事件の現場にも馳せた、田中光顕の「維新風雲回顧録」。三者の描く長州英傑たちの活躍。活き活きとした語り。幕末日本の姿が鮮烈に蘇る。

桜の下の相撲
吉田松陰
 先駆者
 松下村塾
 松陰の国体観
 松陰の教育
 大東洋主義
 君臣の義、支那と外国の文書
 功利の説、天下に満つ
 尽くこれ君恩なり
 松陰の最後
 日本の大陸経営
 尽忠報国は皇民の至情
 偉大なる殉国教育
 首斬浅右衛門の述懐
 佐久間象山と吉田松陰
久坂玄瑞
 地蔵様
 久坂、高杉と水戸学
 玄瑞の奮起
 玄瑞の大論策
 烈々たる勤皇報国の志
 颯爽たる英気
 玄瑞の活躍
 蛤御門の変と玄瑞の死
 久坂の沈慧
 久坂と寛政の三傑
 久坂と諫死
 傑出せる勤皇歌人
高杉晋作
 武?勇断第一人
 絢爛たるその生涯
 豪邁の少年
 佐久間象山の見識
 晋作の遊歴
 英国公使要撃事件
 高杉、松陰の骨を芳林に改葬す
 高杉と筑前勤皇党
 高杉の活躍
 松下村塾同人、申し合わせ
 風雲高杉晋作
伊藤博文 井上馨
 伊藤博文の生涯
  軽輩
  独り立ち
  新進気鋭の士
  大阪会議のおこり
  大阪会議
  内務卿
  勢力争い
  国会開設の請願
  総理大臣
  晩年
 伊藤公と井上侯の血気時代
  松陰門下
  象山の気風
  象山の指導
  井上聞多の苦心
  洋行の相談
  江戸本邸の伊藤俊輔
  伊藤俊輔の応対
  長州ファイブ
  村田蔵六の計らい
  イギリスへ
木戸孝允
 木戸孝允の壮士時代
  長州排斥
  七卿
  立ち退き
  潜伏
  家捜し
  出立
  連合
  維新の三傑
  乞食坊主
  秘話

【著者紹介】
一八五五─一九四四年。明治から昭和にかけて活動した右翼・民族派の巨頭。玄洋社創立者。

内容説明

伝説の男、頭山満が英雄を語る。明治、大正の裏面史の語り部、伊藤痴遊が語る。高杉晋作の弟子、田中光顕が語る。三人によって描かれた長州英傑たちの活躍。

目次

桜の下の相撲
吉田松陰(先駆者;松下村塾 ほか)
久坂玄瑞(地蔵様;久坂、高杉と水戸学 ほか)
高杉晋作(武侠勇断第一人;絢爛たるその生涯 ほか)
伊藤博文、井上馨(伊藤博文の生涯(軽輩;独り立ち ほか)
伊藤公と井上侯の血気時代(松陰門下;象山の気風 ほか))
木戸孝允(木戸孝允の壮士時代(長州排斥;七卿 ほか))

著者等紹介

頭山満[トウヤマミツル]
1855~1944年(安政2~昭和19)。国家主義者、右翼の大物として知られる。福岡生まれ。萩の乱に関与して投獄される。西郷隆盛の志を継ぎ、大陸進出を心願、明治10年、向陽社を設立し、後に「玄洋社」と改称。孫文の亡命を助けて辛亥革命に大きな力を与えた。黒龍会などを設立し、明治・大正・昭和にわたり右翼民族派に大きな影響を与えてきた

伊藤痴遊[イトウチユウ]
1867~1938年(慶応3~昭和13)。明治時代から大正、昭和初期にかけて活躍した講釈師、政治家、ジャーナリスト。横浜生まれ。政治的メッセージを伝えるため講釈師としての活動を始め、その後も政治活動を続けた。裏面史の語り部として有名。著書多数。衆議院議員

田中光顕[タナカミツアキ]
1843~1939年(天保14~昭和14)。土佐藩出身の維新の志士であり、陸援隊士として近江屋事件の現場にも馳せた。明治政府では十一年間にわたって宮内大臣の職につき、伊藤博文首相の元では、現在の官房長官に当たる内閣書記官長、さらに警視総監も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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喪中の寺ちゃん

51
大河や朝ドラ等の影響で、珍しい本が復刻する事がある。本書も去年の大河のお陰で生まれた珍しい本。こういう本に限って大した広告もしないので埋もれてしまう。勿体無い。近代右翼の大物・頭山満の松陰、高杉、久坂玄瑞講義(『英雄ヲ語ル』より)。昭和迄生きて宮内大臣まで務めた陸援隊士・田中光顕が語る高杉晋作の思い出(『維新風雲回顧録』より)。一番面白かったのは政治講談で名を馳せ、あの立川談志が司馬遼太郎の幕末物の元ネタではと疑っていた講釈師・伊藤痴遊の語る伊藤博文、井上馨、木戸孝允の講談。伊藤痴遊の部分はお薦めである。2016/01/30

0
佐久間象山の『折にあはば散るもめでたし山桜愛づるは花の盛りのみかは』は格好良いが、木戸孝允の『世の中は桜の下の相撲かな』の心境は為政者には必要な感覚だと思う。 事後において過去を語るからなのかもしれないが、読んでいてやはり、切り拓く器が倒れ、生きて治める器が生き残った印象はある。 子供の頃、神代・古代から読み始めた歴史が維新に到達した。偶に時代の流れ関係なしに読んだものを除けば明治一冊目。2019/10/25

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