出版社内容情報
89年から現在まで、メディア表現としての日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望し、300点以上の図版でその魅力をたどる。
手塚治虫が没した1989年から現在までの25年間に焦点をあて、複合的メディア表現として深化している日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望し、150作品・300点以上の図版でその魅力をたどる。
目次
マンガ
マンガ史1989‐2015
アニメ
アニメ史1989‐2015
ゲーム
ゲーム史1989‐2015
日本のCGアニメーションは、なぜ独特なのか?
メディアの横断と物語の変容
インターネット以降のマンガ*アニメ*ゲーム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まっ黒大魔王
7
          
            マンガでは寄生獣、キングダム、ワンピース、アニメではナルト、鉄コン筋クリート、攻殻機動隊、ゲームではバイオハザード、ポケモン、ストリートファイター・・・平成を代表するアニメ、マンガ、ゲームを網羅。人が選ぶ時点でその人の好みが出てしまうのは致し方ないですが、本書はまだそれが少ない方で、オールジャンルからフェアにセレクトしていると思います。マンガは読みたくなるし、アニメは見たくなる。2015/11/17
          
        くまこ
6
          
            今、東京・国立新美術館で展示会が開かれている。本書は展示会用の図録的な書籍。個人的には、現在の日本マンガ・アニメ・ゲーム界が抱える問題を経済的な視点から分析して欲しかったが、それは無い物ねだりだったようだ。2015/07/09
          
        こた。
5
          
            展示会に行ったときに購入。キー作品を押さえようという明確な意思が見える。網羅的な収録。逆に言うと少しマニアックな作品は収録されていない。この手の話題を語るときの資料として有用かも。みんなが言ってるとおりカラー収録だともっとよかった。おすすめです。2015/09/16
          
        Haruka Fukuhara
4
          
            手塚の死からのマンガ・アニメ・ゲームの新時代を概観する。よくまとまっていて面白かった。よくわからないけど美術館での企画展がもとになってるのかな2017/05/04
          
        ライムとザクロ
4
          
            新国立美術館と兵庫県立美術館にて開催された「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展の図録。実際に展示があった作品以外にも多数の作品が系統立てて紹介されています。これらの分野の作品について語られるとき、往々にして内輪向けになり過ぎ、ある程度の前提知識が要求されることを良く感じますが、美術館での展示という性格上、詳しくない人にも努めて分かりやすい説明を、というコンセプトに甚く感銘を受けた展示でした。2015/10/31
          
        

              
              
              

