ぼくのミステリ・クロニクル

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  • サイズ B6判/ページ数 432,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336058966
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

編集者として数多くの新人作家を発掘し、戦後の日本ミステリ界を牽引した稀代の名伯楽がその全てを語る。ミステリファン必携の一冊。東京創元社で長く編集者として活躍し、伝説の叢書「日本探偵小説全集」を企画する一方で、数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引した名編集者、戸川安宣。幼い頃の読書体験、編集者として関わってきた人々、さらにはミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の運営まで、「読み手」「編み手」「売り手」として活躍したその編集者人生を語りつくす。

まえがき(戸川安宣)
第一章 「読む」……本との出会い、ミステリへの目覚め、立教ミステリ・クラブ時代
第二章 「編む」……東京創元社入社、ミステリ編集者としてのキャリア、「新本格」ブーム
第三章 「売る」……ミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の一四〇〇日

あとがき(空犬太郎)
参考文献
索引


戸川安宣[ トガワヤスノブ ]
1947年長野県生まれ。立教大学文学部卒。大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立。東京創元社で編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。「創元推理文庫」のほか「バルザック全集」、「ヴィリエ・ド・リラダン全集」などの企画、編集に関わる。編集長時代には、当時翻訳ミステリ中心だった東京創元社で「日本探偵小説全集」を企画。その後の日本ミステリ界の動向に深甚な影響を与える。 2004年、日本の本格ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出臣とともに第4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。また、2003年から2007年まで、吉祥寺でミステリ専門書店「TRICK+ TRAP」の運営に携わる。編著に仁木悦子『私の大好きな探偵』、杉みき子『マンドレークの声』、著書に『少年探偵団読本』(共著)など。

空犬太郎[ ソライヌタロウ ]
1968年生まれ。編集者・ライター。書店テーマのブログ「空犬通信」やトークイベントを主催するほか、『編集会議』(宣伝会議)などの雑誌に書店に関する文章を寄稿している。編著書に、『本屋図鑑』『本屋会議』(ともに共著、夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(すべて共著、洋泉社)がある。

内容説明

伝説の叢書“日本探偵小説全集”を企画する一方で、数多くの作家を発掘した名編集者、戸川安宣。幼い頃の読書体験、編集者として関わってきた人々、さらにはミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の運営まで―ミステリを愛しミステリに愛された稀代の名伯楽が語る、これまでの、そして、これからの本の世界。

目次

第1章 「読む」―本との出会い、ミステリへの目覚め、立教ミステリ・クラブ時代
第2章 「編む」―東京創元社入社、ミステリ編集者としてのキャリア、「新本格」ブーム
第3章 「売る」―ミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の一四〇〇日

著者等紹介

戸川安宣[トガワヤスノブ]
1947年長野県生まれ。立教大学文学部史学科卒。東京創元社で、編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。2004年、日本の本格ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出臣とともに第4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。2003年から2007年まで、吉祥寺でミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の運営に携わる

空犬太郎[ソライヌタロウ]
1968年生まれ。編集者・ライター。書店テーマのブログ「空犬通信」やトークイベントを主催するほか、『編集会議』(宣伝会議)などの雑誌に書店に関する文章を寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

geshi

34
戸川さんの優しい語り口と、編集込みにしても途轍もなく詳細な記憶力のおかげで、読んでいるというより聞いているような感覚で読みやすかった。読んできた本、編集した企画、関わった作家達、ミステリ漬けの人生は、まさにミステリ生ける歴史。そのエピソード一つ一つに興味が尽きない。ミステリ専門書店には是非とも行ってみたかったと思わせる和気藹々とした空気感に、戸川さんの人柄がにじみ出ている。編集者として・書店経営者として大切にすべきもの、好きと商売のバランスなど、ためになるビジネス書でもある。2017/01/28

よっち

33
東京創元社で長く編集者として活躍し、数多くの新人作家を発掘し戦後の日本ミステリ界を牽引した名編集者、戸川安宣さんの編集者人生を語り尽くした一冊。幼い頃の読書体験や自身が編集者になるまで、当時のミステリ界隈の事情や関わってきた企画や多くの作家さんたちのことがとても分かりやすい語り口で綴られていて、最初手に取った第一印象では分厚いなと感じましたが、それでも読みやすかったのはこの本の作り方が上手かったということですね。過去の出版業界を知る上での貴重な回想録という以上に、いろいろ感じることが多かった一冊でした。 2017/02/05

coco夏ko10角

28
あの名編集者・戸川安宣さんの本の思い出、関わった人達、それぞれの時代の本や出版業界のことなど…。読みごたえたっぷりで楽しかったです。2017/01/25

mayumi

24
ミステリ好きにとって、東京創元社は特別な出版社であり、そんな出版社で編集者を経て社長・会長を務めた戸川氏のエッセイ。前半は彼の読書遍歴、後半は携わった本や作家、ミステリ専門書店の運営の話。興味深かったのはウンベルト・エーコの「薔薇の名前」のエピソード。1983年に翻訳権を取ってるのに、翻訳がなかなかできずに、発売できたのが1990年。映画化にもエーコの来日にも間に合わなかったという…。しかも文庫に至っては、翻訳家が手直しすると言って、未だに終わってない。読者にとっては酷い話だなー。2023/12/11

緋莢

19
江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズにハマり、江戸川乱歩が常連だった料亭で、伯父が女将から乱歩を紹介され、サイン色紙を貰った事も。東京創元社に入社後、翻訳ミステリ中心だった中、日本のものをやりたいと、作家デビュー前の北村薫と共に「日本探偵小説全集」を企画、実現させる。社長、会長をつとめ、吉祥寺のミステリ専門の本屋「TRICK TRAP」を手伝う。ミステリを愛した人間が語るこれまでの、そして、これからの本の世界。 2017/02/15

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