出版社内容情報
癖のある魅力的なキャラクター、歴史上の人物を巧みに交えた設定で人気を博す、イタリア発ミステリの傑作を、本邦初訳!
癖のある魅力的なキャラクター、ウィットに富んだ軽妙なセリフ、そして歴史上の人物を巧みに交えた設定で人気を博す、イタリア発ミステリの傑作を、本邦初訳!
紀元45年のローマ。死闘が繰りひろげられる闘技場で、満員の観衆が見守るなか無敵の剣闘士が謎の死をとげる。
何者が、どのようにして殺害したのか──?
皇帝からその真相をつきとめるよう依頼された貴族アウレリウスは、腹心の秘書カストルを従え捜査を開始するが……。
美女と美食と哲学書を愛するローマ貴族アウレリウスが、衆人環視の死の謎を解く絶品ミステリ!
【著者紹介】
1948年、北イタリアのボローニャ生まれる。歴史ミステリの作家。大学卒業後(教育学、政治学で学位)、教職についていたが、1990年に最初の小説『汝の死は我が命』(Mors tua)を発表し、すぐれた推理小説の処女作に与えられるテデスキ賞を受賞し、作家生活にはいる。以降、歴史とくに古代史に対する関心と生来の探偵小説好きを結合させた歴史ミステリを発表している。
内容説明
紀元四五年のローマ。死闘が繰りひろげられる円形闘技場で、満員の観衆が見守るなか、勝利を目の前にした無敵の剣闘士ケリドンが謎の死をとげた。貴族席でこれを目撃していたアウレリウスは、翌日、皇帝から死の真相をつきとめるよう依頼される。勝敗には貴族から平民まで多くの人間が膨大な金を賭けており、誰の目にも不可解なこの死の謎を放置しておけば皇帝に対する不満が生じかねないのだ。アウレリウスは腹心の秘書カストルを従え、調査を開始するが―。美女と美食と哲学書を愛する元老院貴族アウレリウスが事件に挑む。イタリア発古代ローマ・ミステリ!!
著者等紹介
コマストリ=モンタナーリ,ダニーラ[コマストリモンタナーリ,ダニーラ] [Comastri Montanari,Danila]
1948年、北イタリアのボローニャに生まれる。歴史ミステリの作家。大学卒業後、教職についていたが、1990年にアウレリウス・シリーズの第一作『汝の死は我が生』(Mors tua)を発表。すぐれた推理小説の処女作に与えられるテデスキ賞を受賞し、作家生活に入った。アウレリウス・シリーズの続篇を次々と執筆するかたわら、古代から近代までさまざまな時代・場所を舞台にした長篇・短篇を発表している
天野泰明[アマノヤスアキ]
1952年生まれ。東京外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒。出版社勤務をへてイタリア語翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
読書実践家
飛鳥栄司@がんサバイバー
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