若者の住めない国

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  • サイズ B6判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336058942
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

死者の記憶に悩まされる老婆ジュディス。入り組んだ歴史の中、時間と空間を越え語られるオマリー家とクランシ―家の四世代の物語。

長いイギリス支配からようやく独立し解放されようとしているアイルランド。年老いたジュディスは死者の記憶に悩まされる。入り組んだ複雑な歴史のなか、時間と空間を越え語られるオマリー家とクランシ―家の四世代の物語。

【著者紹介】
1932年生まれ。短編小説の名手、作家ショーン・オフェイロンの娘。ダブリンのユニヴァーシティ・カレッジ卒業後、ローマとパリに学ぶ。現在パリとロンドンを拠点として活躍している。

内容説明

死者の記憶をかかえる年老いた尼僧ジュディス・クランシー。錯綜する時間のなかで彼女が語る60年前の惨劇とは―。独立運動にゆれるアイルランドを舞台に、入り組んだ複雑な歴史が生み出す現実と虚構を描いた傑作長編。

著者等紹介

オフェイロン,ジュリア[オフェイロン,ジュリア] [O’Faolain,Julia]
1932年生まれ。作家ショーン・オフェイロンの娘。ダブリンのユニヴァーシティ・カレッジ卒業後、ローマとパリに学ぶ。現在ロンドン在住。代表作は、ブッカー賞にノミネートされた『若者の住めない国』など

荒木孝子[アラキタカコ]
1972年奈良女子大学大学院文学研究科卒業。奈良女子大学中等教育学校退職後、奈良女子大学、天理大学、奈良大学の非常勤講師として勤務。現在は奈良大学非常勤講師として勤めている。京都アイルランド語研究会に属し、奈良アイルランド語研究会を主宰する。アイルランドの絵本と童話の出版をするために、2013年に「アイルランドフューシャ奈良書店」を奈良アイルランド語研究会の仲間と共に立ち上げる

高瀬久美子[タカセクミコ]
1972年奈良女子大学大学院文学研究科卒業。大学在学中にドイツのハノーヴァー工科大学に1年間留学。2000年東大寺学園を退職後、中国の浙江師範大学などで日本語教師として勤務。2005年に帰国。現在相生市の病院で、進行性核上性麻痺という難病で闘病中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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兎乃

32
アイルランド独立運動に参加し その知性と鋭い感受性 孤心 美学をもって “真夏の夜の狂気”や“Come Back to Erin”等を書いたショーン・オフェイロンの娘が (とは言え1932年生まれのジュリアは 今やアイルランドの重鎮)、長い英国支配下から解放の萌しが見えはじめた時代 そこから二つの家の四世代を描く。が それは大河的物語ではなく、ダブリン女ジュリアのする仕事は流石なわけで。60年前の惨劇、年老いた尼僧ジュディス、錯綜する意識 時間 空間。→2015/06/23

星落秋風五丈原

21
アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』は一人の人間に焦点を合わせ、その焦点となった人物が次々変わってゆく「意識の流れ」方式で書かれている。本作も同様に、ジュディス、グローニャ、その息子、ジェイムズなど、同じ章の中で焦点の当たる人物が次々変わり、二家族四世代の歴史が綴られていく。焦点となる人物が変わる事によってそれ以外の人達をどう見ているかも描かれるため、それぞれが善悪の観念ではっきり分けられていないキャラクターに仕上がっている。2つの時間軸を持つジュディスが物語全体の肝である。2015/09/26

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