出版社内容情報
中国で成立した律令法はどのように古代日本に継受され、国家形成に影響を与えたのか。著者40年にわたる日唐律令比較研究の集大成。
中国で成立した律令法が、どのように日本に継受され、古代日本の国家形成にいかなる影響を与えたのか。本書では、主として法源史に関心を集中して論究した。
日・唐の古代史は必ずと言っていいほど何らかの形で律令制に関係する。著者40年にわたる日唐律令比較研究の集大成。
自序
第一章 律令法基礎研究の歴史と問題点――研究論著の紹介を中心として
第二章 日本律令の成立史論
第三章 日唐律比較と逸文の研究
第四章 大宝・養老令の研究
補 論 遣唐使の研究
結 論 本書の研究成果と今後の課題
初出一覧
要語索引
【著者紹介】
昭和22年9月、三重県鈴鹿市生まれ。博士(法律学)。昭和45、皇學館大学文学部国史学科卒業。昭和53年、皇學館大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位修得。昭和54年より京都産業大学専任講師、助教授を経て、教授。著書に『譯註 日本律令 二』(「律本文篇」上巻、共著、東京堂出版)、『令集解所引漢籍備考』(共著、関西大学出版部)、監修に『京都府警察史』(第三・四巻、京都府警察本部)がある。
目次
第1章 律令法基礎研究の歴史と問題点―研究論著の紹介を中心として
第2章 日本律令の成立史論
第3章 日唐律比較と逸文の研究
第4章 大宝・養老令の研究
補論 遣唐使の研究
結論 本書の研究成果と今後の課題
著者等紹介
川北靖之[カワキタヤスユキ]
昭和22年9月、三重県鈴鹿市生まれ。博士(法律学)。昭和45年、皇學館大学文学部国史学科卒業。昭和53年、皇學館大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位修得。昭和54年より京都産業大学専任講師、助教授を経て、教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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