出版社内容情報
「普通ではない強烈さ」(ニューヨークタイムズ)。
米国人気漫画家スタマティーによる人を愛することをテーマにした絵本。
「普通ではない強烈さ」(ニューヨークタイムズ)。
米国人気漫画家スタマティーによる人を愛することをテーマにした絵本。
ドーナツが大好きで集めることを日常としているサムが、三輪車に乗ってニューヨークの中心地マンハッタンにでてくる。そこで知り会った同じくドーナツ集めが好きなビクフェルドおじさんと、せっせとドーナツを集めはじめる。ところがビクフェルドおじさんは、街で知り合ったアニーおばさんと雷に打たれたような恋におちる。「愛があれば、ドーナツなんかいらないよ」と言い残して、どこかへ行ってしまう。サムは一人でドー ナツを集めることにするが・・・・・・
【著者紹介】
1947年、漫画家の両親の一人息子としてニューヨーク・ブルックリンに生まれる。1969年、ニューヨークの美術・建築・工学専門の名門大学クーパー・ユニオンで美術の学位を取得。在学中よりスタマティーの作品は高い評価を得、数々の賞に輝いている。1980年代からは、漫画家、風刺画家、イラストレーターとして、ワシントン・ポスト、タイム、ニューヨーク・タイムズをはじめ多くの新聞・雑誌で政治風刺画、漫画を連載。一方、児童向けの絵本作家としても活躍し、代表作に、ニューヨーク・タイムズをして「常軌を逸した強烈さ――予測不能の大騒ぎ」と評させた絵本『ドーナツなんかいらないよ』(原題Who Needs Donuts?、1973年、邦訳は国書刊行会より刊行予定)。読者を虜にする味のあるイラストとユニークで時にはブラックなユーモアのなか中に、子供たちへの作者の暖かいメッセージが込められているのがスタマティーの作品の特徴である。
内容説明
そうさ。愛があれば、ドーナツなんかいらないよ!1970年代のアメリカに大旋風を巻き起こしたスタマティーによる不朽の傑作絵本。40年の年月を経て、ついに日本上陸。
著者等紹介
スタマティー,マーク・アラン[スタマティー,マークアラン] [Stamaty,Mark Alan]
1947年、ニューヨーク、ブルックリン生まれの漫画家、絵本作家。『ドーナツなんかいらないよ』(1973年)の刊行後、一躍有名になった。政治風刺漫画「ワシントゥーン」は、ワシントン・ポストを始めとするアメリカの40以上の新聞で1981年から1994年にかけて連載され、ニューズウィーク、タイムなどにも数々の作品を発表。その傍ら、児童向けの作品にも精力的に取り組み、前書を皮切りに、7冊の著作がある
とくながりさ[トクナガリサ]
徳永里砂。東京生まれ。エジプト留学を経て2005年、慶應義塾大学大学院にて博士号を取得。専門はアラビアの考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 物理学 (第17版)