ピース

個数:

ピース

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 11時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336057884
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

『ケルベロス第五の首』の巨匠ジーン・ウルフ、初期傑作長篇がついに刊行! 美しい謎につつまれた、記憶と物語をめぐる物語。

アメリカ中西部の町に住む老人ウィアは静かに回想する、自分の半生を、過去の不思議な出来事を、
説明のつかない奇妙な事件を……時間と空間を錯綜して語られる、魅惑と謎に満ちた物語の数々。
邯鄲の夢と幽霊の館、千夜一夜物語とアイルランド神話、死者を縛める書と聖ブレンダンと猫と鼠の王、
腕のない女と石化する薬剤師――『ケルベロス第五の首』『デス博士の島その他の物語』の巨匠、
ウルフが魔術的技巧で綴る究極の幻想文学が約40年の時を経てついに邦訳。

【著者紹介】
1931年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。兵役に従事後、ヒューストン大学の機械工学科を卒業。1972年から「Plant Engineering」誌の編集に携わり、1984年にフルタイムの作家業に専心するまで勤務。1965年、短篇「The Dead Man」でデビュー。以後、「デス博士の島その他の物語」(1970)「アメリカの七夜」(1978)などの傑作中短篇を次々と発表、70年代最重要・最高のSF作家として活躍する。その華麗な文体、完璧に構築され尽くした物語構成は定評がある。80年代に入り〈新しい太陽の書〉シリーズ(全5部作)を発表、80年代において最も重要なSFファンタジイと賞される。現在まで20冊を越える長篇・10冊以上の短篇集を刊行している。

内容説明

アメリカ中西部の町に住む老人ウィアは静かに回想する、自分の半生を、過去の不思議な出来事を、説明のつかない奇妙な事件を…時間と空間を錯綜して語られる、魅惑と謎に満ちた物語の数々。邯鄲の夢と幽霊の館、千夜一夜物語とアイルランド神話、死者を縛める書と聖ブレンダンと猫と鼠の王、腕のない女と石化する薬剤師―巨匠の初期傑作長篇がついに登場!美しい謎につつまれた記憶と物語についての物語。

著者等紹介

ウルフ,ジーン[ウルフ,ジーン] [Wolfe,Gene]
1931年アメリカ・ニューヨーク生まれ。兵役に従事後、ヒューストン大学の機械工学科を卒業。72年からPlant Engineering誌の編集に携わり、84年にフルタイムの作家業に専心するまで勤務。65年、短篇“The Dead Man”でデビュー。以後、傑作中短篇を次々と発表、70年代最重要・最高のSF作家として活躍する

西崎憲[ニシザキケン]
1955年青森県生まれ。作家、翻訳家、アンソロジスト、音楽レーベル主宰

館野浩美[タテノヒロミ]
1972年神奈川県生まれ。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

76
結構有名なSF&ファンタジー作家のようですが私にとっては初読です。時間と空間が入り混じっていてかなり混乱する気がしました。説明もあまりなくとりあえず読んでみましたが解説を読んで少し理解することができました。作者の「ケルベロス第5の首」というのが名著らしいので読んでみたいとは思います。その後に書かれたのがこの本らしいのですが、難しいなりに何か興味をひく感じがあるので、時間がたってから再度読んでみようと思います。2015/06/30

藤月はな(灯れ松明の火)

55
正直にいうと訳が分からない物語でした。語り手は6才と言っているけど老成した大人みたい。おまけに記述では「仕事を退職」と書いており、語り手の実年齢が掴めないために登場人物との関係性に混乱することもしばしば。また、インディアンの描写が主観的に描かれているためか、かなり、不気味。そしてノイズのように入る突然の死。やがてラストで題名や時系列がごちゃごちゃに連なってきた意味が分かるものの混乱。再読必須かな。2014/08/10

syaori

50
語られていたのは何だったのか。オールデンの回想?彼の見る過去の夢? 断片的に提示される過去は、ぴたりと合うものもあるのですが合わない場合のほうが多く、語られない断片を思うとぞわりとします。そもそも彼はどんな立場で語っているのか。キャシオンズヴィルの有力者一族の最後の一人として?「人類の最後の一人」として?記憶から再現した過去の部屋たちが散らばる家に物語が戻るたび、今まで会話をしていた人々はもういないのだという孤独が募るようで、ただ、その静かな悲哀を帯びた謎ばかりの物語にひどく魅かれていたのは確かなのです。2017/06/12

かわうそ

49
さまざまな形で提示されるエピソードを堪能しつつ浮かび上がってくる謎や矛盾や混乱を自分なりに整理して全体像を想像するのが楽しい。恐らく確固たる正解があるわけではなく読む人の数だけ解釈があってよいのではないかと思われます。2015/01/31

りつこ

43
語り手の年齢や状況も分からず現在と過去が入り乱れ物語中の物語に夢中になっていると時間軸がまた曖昧になり、これは挫折するかもしれないと思いながら我慢して読んでいると、全貌は相変わらず明らかにならないのだが、語られるエピソードが面白くて、「あれ、面白いと思いながら読んでる?」と驚き、結局のところ楽しく読み終えた。解説を読むとなるほどこれは相当な難物、いつものようにぼーっと読み進めていて理解できるような小説ではなかったのだな、と気づいたのだった。それでもとても面白かったのだから不思議。2015/05/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7899746
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。