出版社内容情報
『少年の不思議の角笛』等の全歌曲から、『大地の歌』『嘆きの歌』、交響曲の歌詞まで、マーラー音楽の全訳詩と詳細な解説を収録。
『少年の不思議の角笛』『子供の死の歌』等の全歌曲から、『大地の歌』『嘆きの歌』、交響曲の歌詞まで、マーラー音楽の全訳詩と詳細な解説を収録。ファン待望!
【著者紹介】
1950年東京都生れ。明治大学法学部教授。専門はドイツ・オーストリア文化。著訳書に、『モーツァルトのベースレ書簡を読む』(シンフォニア)、『ウィーンの内部への旅』(彩流社)、『マーラー書簡集』(法政大出版)等。
内容説明
グスタフ・マーラーの作品の全歌詞対訳と詳細な解説を収録した対訳全集。『少年の不思議の角笛』『子供の死の歌』等の歌曲から、『大地の歌』『嘆きの歌』や交響曲の歌詞まで、全編が清新な新訳。
目次
嘆きの歌
初期のリートと歌
遍歴職人の歌
少年の不思議の角笛
子供の死の歌
五篇のリュッケルト歌曲
大地の歌
交響曲
著者等紹介
須永恆雄[スナガツネオ]
1950年東京都生れ。明治大学法学部教授。専門はドイツ・オーストリア文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おとん707
8
どうせ読むならと、本書片手ににマーラーの歌付き全作品を一挙に聴いてみた。特に全24曲の「少年の不思議の角笛(著者訳の題名)」は私の知る限り全曲が通しで演奏されたりCDになったことはないと思うので色々な音源を集めて初めて通して聴いた。そしてこの「角笛」歌集に厭戦の思いを見つけた。貴重な全歌詞対訳集だが難点もある。著者は1950年生まれだそうだが、その割には解説文が古臭く読みにくい。訳詞も原文の語順を尊重したためとは思うが日本語の詞として意味がとりにくく情緒にも乏しい。研究者ゆえの真面目さが裏目に出たようだ。2022/10/28
むっち
0
訳詩は今までのものと少し味わいが違って、これもまた新しく感じた。 解説部分は若干回りくどい箇所が気になった。2015/11/03