放射能―キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響

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放射能―キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響

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  • サイズ A4判/ページ数 205p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784336057570
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0742

出版社内容情報

キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響の光と影を美しいアートと文で描く。アメリカ人気鋭女性アーティストによる渾身の作品。

2011年全米図書賞最終候補作品。
2度のノーベル賞に輝くピエールとマリー・キュリー夫妻の恋と人生と彼らが研究し影響を及ぼした放射能、放射性物質、放射線による光と影を美しいアートと文で描く。ピュリッツァー賞にもノミネートされたアメリカ人気鋭女性アーティストの渾身の作品。
キュリー夫妻の私生活と研究、レントゲン、放射線治療、そしてヒロシマ、スリーマイル、チェルノブイリ、そして・・・・・・。激動の時代を生き抜き世界を変えたピエールとマリー・キュリー夫妻とその子供たち。時代背景から核物理、核兵器、原発、生物、植物、映画等に至る幅広い様々なトピックスを含めてアートと写真等で副次的に表現し、難しい物理学のストーリでも飽きさせない様々な工夫がなされている。

書評:
「レドニスが描くものは、活き活きとして、きわめて優美である。『放射能』はシリアスな科学と心地よい物語です。批評家の決まり文句である「光り輝く」が、この本にはとてもふさわしい言葉になる。」(ニューヨークタイムズ)

「眩いばかりに見事だ。『放射能』は躍動感溢れる歴史書であると同時に美術作品でもある。まさにラジウムのように、エネルギーをもって輝いている。」
──リチャード・ローズ(『原子爆弾の誕生』の著者、ピューリッツァー賞作家)

「『放射能』は私がこれまでに読んできた本とはまったく異なっている―─ 一部は歴史、一部はラヴ・ストーリー、一部はアート、そして全体が純然たる想像力の天才だ。」
── マルコム・グラッドウェル(『なぜあの商品は急に売れ出したのか』の著者)

「『放射能』は数え切れないほどの驚きを与えてくれる。色彩は突然とてつもない感情となって花開き、歴史はしっかりと抱き合わされた一対の細長い形に集約され、それが再び、爆発的に溢れんばかりの言葉となって伸びてゆく。情熱と発見に関するこの完全に独創的な本において、ローレン・レドニスは独自の表現形態を創り上げた。」
──ニコール・クラウス(『ヒストリー・オブ・ラヴ』の著者)

目次
第 I 部
第 1 章 対称性   
第 2 章 磁性   
第 3 章 融合   
第 II 部
第 4 章 白い閃光  
第 5 章 物質の不安定性 
第 6 章 半減期  
第 7 章 隔離  
第 8 章 露光

【著者紹介】
『センチュリー・ガール――ジーグフェルト・フォリーズの最後のスター、ドリス・イートン・トラヴィスの人生100 年』(Century Girl:100 Years in the Life of Doris Eaton Travis Last Living Star of Ziegfelt Follies) の著者。 彼女の文章と作品は、彼女の作品をピューリッツアー賞にノミネートしたニューヨーク・タイムズ紙を含む多数の刊行物に掲載されている。2008~2009 年、ニューヨーク公共図書館分館 カルマン研究者・作家センター特別研究員。現在、ニューヨーク人文科学研究所特別研究員やニューヨーク市のパーソンズ・デザイン・スクールで教鞭をとる。

内容説明

2度のノーベル賞受賞、レントゲン、放射線治療、ヒロシマ、スリーマイル、チェルノブイリ、そして…世界を変えたマリーとピエールと子供たちの物語。キュリー夫妻の私生活と研究、発見の光と影をアートと文で描いたアメリカの気鋭女性アーティスト渾身の作品。

目次

第1部(対称性;磁性;融合)
第2部(白い閃光;物質の不安定性;半減期;隔離;露光;娘元素)

著者等紹介

レドニス,ローレン[レドニス,ローレン] [Redniss,Lauren]
『センチュリー・ガール―ジーグフェルト・フォリーズの最後のスター、ドリス・イートン・トラヴィスの人生100年』(Century Girl:100 Years in the Life of Doris Eaton Travis Last Living Star of Ziegfelt Follies)の著者。彼女の文章と作品は、彼女の作品をピューリッツァー賞にノミネートしたニューヨーク・タイムズ紙を含む多数の刊行物に掲載されている

徳永旻[トクナガアキラ]
1935年東京都生まれ。1966年京都大学理学研究科博士課程修了。原子核理論専攻。1967年京都大学理学基礎物理学研究所(湯川記念館)在籍中、理学博士号取得。1967年~1972年日本大学理工学部講師、1978年~1988年大阪産業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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takao

2
ふむ2022/12/22

soran

2
挿絵もストーリーも素晴らしかった。キュリー夫妻の研究と人生に、その研究から派生したその後のさまざまな「成果」を綯い交ぜて語る。歴史的、科学的、そして人間的な多角的視点で捉えられる「放射能」という魔法。いろいろなことを考えさせられるずっしりとした一冊。挿絵がなんとも見事で、原爆で焼け爛れた皮膚がめくれる描写を黒と赤で表現したところなど、鳥肌が立った。2014/04/16

nekopon

2
「放射能」というものを科学的な側面と人間的な側面から描き、立体的に見せてくれている。独特の絵や文字で、視覚からもイメージすることができた。フランス、アメリカ、日本と放射能との関わりもあらためて認識した。2014/03/17

ANE

1
やっぱり、ちょっと重たい…。テーマがテーマなので、気楽には読めなくて、深刻さに耐えかねて、やや目を瞑りながら読み終えた印象です。2019/02/16

才谷

1
これまでは偉人の一人とだけ認識していたキュリー夫人でしたが、「わたしの科学上の業績と私生活における事実との間につながりはありません」の一言で一人の人間だったのだなと再認識できました。 フランスが原子力研究に力を入れているのがキュリー一族の貢献があったからなんだとこの本を読んで初めて知った。2016/06/05

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