日本語文例集―名文・佳文・美文百選

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日本語文例集―名文・佳文・美文百選

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  • サイズ B6判/ページ数 417p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336056818
  • NDC分類 816
  • Cコード C0000

出版社内容情報

古典から現代の書き手まで、書くときに拠り所となる「読むべき」文章を精選し解説を加えた、文例集であると同時に作文術指南の書。

『枕草子』『方丈記』『徒然草』といった古典から、作家・詩人・評論家・エッセイスト・民俗学者・科学者・数学者などさまざまなジャンルの現代の書き手まで――書くときに拠り所となる「読むべき」文章を精選し、それぞれに解説を加えた、文例集であると同時に作文術指南の書。巻末に、文彩を網羅した「レトリック小辞典」を付す。

はじめに
身辺雑記・偶感
 1―夏目漱石『草枕』より
 2―薄田泣菫「蔬菜の味」より
 3―三好達治「鮎鷹」より
 4―吉田健一「英国の落ち着きということ」より
 5―里見?ク「椿」より
 6―向田邦子「ねずみ花火」より
 7―向田邦子「糸の目」より
 8―須賀敦子「舗石を敷いた道」より
 9―関川夏央「スキーヤーの後姿」より
詩・小説
 10―カアル・ブッセ(上田敏訳)「山のあなた」『海潮音』より
 11―ヴェルレーヌ(上田敏訳)「落葉」『海潮音』より
 12―島崎藤村「おくめ」『若菜集』より
 13―樋口一葉「たけくらべ」より
 14―森鴎外『澀江抽齋』より
 15―国木田独歩「春の鳥」より
 16―中勘助『銀の匙』より
 17―芥川龍之介「地獄変」より
 18―宇野浩二『蔵の中』より
 19―永井荷風『すみだ川』より
 20―谷崎潤一郎『春琴抄』より
 21―岡本かの子「金魚撩乱」より
 22―織田作之助「アド・バルーン」より
 23―源氏鶏太「流氷」より
 24―井上靖『天平の甍』より
科学者の目
 25―寺田寅彦「言語と道具」より
 26―寺田寅彦「破片(七)」より
 27―南方熊楠「ロンドン書簡」より
 28―森鴎外「かのやうに」より
 29―中谷宇吉郎「語呂の論理」より
 30―中谷宇吉郎『科学の方法』より
 31―多田富雄「人権と遺伝子」より
 32―永田和宏「体のなかの数字」より
 33―佐藤文隆「中国の天文」より
 34―藤原正彦「数学と文学」より
 35―國分功一郎『暇と退屈の倫理学』より
文化・社会・歴史
 36―世阿弥『風姿花伝』より
 37―本居宣長「からごころ」より
 38―佐藤春夫「東洋人の詩感」より
 39―谷崎潤一郎「陰翳礼讃」より
 40―福田恆存「伝統に対する心構」より
 41―福田恆存「論争のすすめ」より
 42―丸山眞男『日本の思想』より
 43―加藤周一『私にとっての二〇世紀』より
 44―司馬遼太郎『草原の記』より
 45―梅棹忠夫『文明の生態史観』より
 46―小田実『何でも見てやろう』より
 47―丸谷才一「批評の必要」より
 48―山崎正和「「教養の危機」を超えて」より
 49―渡部昇一『国民の教育』より
霊異・妖怪
 50―鈴木牧之「雪吹」より
 51―鈴木牧之「織婦の発狂」より
 52―三遊亭円朝『怪談牡丹燈籠』より
 53―泉鏡花『草迷宮』より
 54―泉鏡花『高野聖』より
 55―柳田国男『遠野物語 六三』より
 56―柳田国男『遠野物語 九九』より
 57―石川淳「紫苑物語」より
哲学・思想・学問
 58―西郷隆盛『西郷南洲遺訓』より
 59―福沢諭吉「人間の安心」『福翁百話』より
 60―中江兆民『一年有半』より
 61―夏目漱石「私の個人主義」より
 62―白川静『孔子伝』より
軽妙・洒脱・辛辣・諷刺
 63―斎藤緑雨の寸言集より
 64―芥川龍之介『侏儒の言葉』より
 65―内田百?閨u特別阿房列車」より
 66―花田清輝「楕円幻想」より
 67―北杜夫『どくとるマンボウ航海記』より
 68―山本夏彦「株式会社亡国論」より
 69―山本夏彦「何用あって月世界へ」より
 70―丸谷才一「英雄色を好む」より
 71―外山滋比古『考えるとはどういうことか』より
 72―椎名誠「「東京スポーツ」をやたら誉めたたえる」より
 73―斎藤美奈子「「それってどうなの主義」宣言」より
 74―斎藤美奈子「バーチャルな語尾」より
 75―小田嶋隆『イン・ヒズ・オウン・サイト』より
宗教・倫理
 76―源信『横川法語』より
 77―道元「生死」より
 78―親鸞『歎異抄』より
 79―阿部次郎『三太郎の日記』より
 80―九鬼周造「日本的性格」『人間と実存』より
 81―三木清「成功について」より
 82―内田樹『街場の現代思想』より
言葉・文章・文学
 83―林達夫「文章について」より
 84―石川淳「摸倣の効用」より
 85―中野好夫「言葉の魔術」より
 86―荒川洋治「文学は実学である」より
文語文
 87―幸田露伴『五重塔』より
 88―高山樗牛『瀧口入道』より
 89―徳冨蘆花「寒月」より
 90―尾崎紅葉『金色夜叉』より
 91―大町桂月「日の出」より
 92―文語訳『新訳聖書』(「マタイ伝」第七章)より
 93―永井荷風『断腸亭日乗』より
 94―吉田満『戦艦大和ノ最期』より
古典
 95―清少納言『枕草子』より
 96―鴨長明『方丈記』より
 97―吉田兼好『徒然草』より
 98―『平家物語』より
 99―上田秋成「貧福論」より
 100―曲亭馬琴『南総里見八犬伝』より
レトリック小辞典

【著者紹介】
1944年東京に生まれる。東京教育大学文学部仏文科卒。同大学院文学研究科博士課程中退。静岡女子大学助教授、高知大学教授、関西外国語大学教授を歴任。専門はフランス文学・レトリック。著書――『ランボー考』(審美社、1978年)、『ステファヌ・マラルメ』(審美社、1989年)、『ヴェルレーヌ』(清水書院、1993年)、『レトリック辞典』(国書刊行会、1998年)、『ミュッセ』(清水書院、1999年)、『レトリックと認識』(NHKブックス、日本放送出版協会、2000年)、『レトリック入門』(世界思想社、2002年)、『実践ロジカル・シンキング入門』(大修館書店、2003年)、『うまい!日本語を書く12の技術』(生活人新書、日本放送出版協会、2003年)、『ジョーク・ユーモア・エスプリ大辞典』(国書刊行会、2004年)、『ユーモア大百科』(国書刊行会、2004年)、『日本語修辞辞典』(国書刊行会、2005年)、『レトリックのすすめ』(大修館書店、2007年)、『偶然を生きる思想』(NHKブックス、2008年)、『発想のための論理思考術』(NHKブックス、2010年)、『日本語作文術』(中公新書、

内容説明

『枕草子』『方丈記』『徒然草』といった古典から、作家・詩人・評論家・エッセイスト・民俗学者・科学者・数学者などさまざまなジャンルの現代の書き手まで―書くときに拠り所となる「読むべき」文章を精選し、それぞれに解説を加えた、文例集であると同時に作文術指南の書。巻末に、文彩を網羅した「レトリック小辞典」を付す。

目次

身辺雑記・偶感
詩・小説
科学者の目
文化・社会・歴史
霊異・妖怪
哲学・思想・学問
軽妙・洒脱・辛辣・諷刺
宗教・倫理
言葉・文章・文学
文語文
古典

著者等紹介

野内良三[ノウチリョウゾウ]
1944年東京に生まれる。東京教育大学文学部仏文科卒。同大学院文学研究科博士課程中退。静岡女子大学助教授、高知大学教授、関西外国語大学教授を歴任。専門はフランス文学・レトリック(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

舌噛

1
原信から小田嶋隆までの手による100の作品が紹介されている. 解説とコメントが, よくある一歩引いた編者からの立場ではなく, 全面に野内氏の解説が存在感を放っているのが特徴的な本. 懸延法, 冗語法, 声喩, 迂言法などテクニックの解説が興味深い. 翻訳付きとはいえ文語文が多めで意味のわからない作品もいくつかあったものの, 読んでみたいと思わせる自分にとって未知の文章たちに接することができた. 2019/03/16

やま

1
確かに文例集だが、エッセイとしても面白い。2014/06/01

aoto

1
読んでる最中の本。ただの例文集ではなく、例文に対し、具体的に文章の説明をしている。どうして、その文章がいいのか、理論的に説明してくれるのは貴重である。2013/10/08

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