伊勢・三輪・加茂・出雲の神々

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伊勢・三輪・加茂・出雲の神々

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336054593
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0321

出版社内容情報

伊勢神宮・大神神社・賀茂・出雲大社の古代史を、古典尊重の立場から、近年の説を批判的に検討した、実証的神社古代史研究の集大成。

第1?3論文は著者が数十年来懸案としてきた重要な論題である。日本の国体を考える上では超克しなければならない論題であり、これを解決せずしては日本国の建国の真姿は鮮明とならない。
 第4論文は著者の“神代史”観を基盤として、皇室の祖先神――皇祖神、天照大神――の在り方を論じた。紀・記の所伝を完全に否定する学説が横行していることに対する批判である。
 第5?9論文は、伊勢神宮の外宮に因む歴史を主とし、一般に判りやすくまとめた、神宮の古代史であり、新研究も補充されている。
 第10?11論文は、大神神社の古代祭祀について、最近の諸説を検討・批判し、古来の紀・記の伝承を再確認した。
 第12論文は、問題の錯綜しているカモ氏についての綜合的な史料整理である。
 第13?17論文は、出雲氏関係で、神代史以来の出雲氏の移動を中心に、祖神の天穂日命(天神)と地祇の大国主神との関係を解明し、ヤマト朝廷による“神宝検校”(出雲平定)の経緯を、新史料の文献と最新の考古学の成果とからめて考察した。
 紀・記などの古典尊重の立場を堅守、実証した、正統史学の立場からの神社古代史研究の集大成。

自序
一、実証せられてきた神代史――建国記念の日に因んで
二、神代に起源をもつ“神社史”の場合
三、「アマテラス」考――神名の“符牒化”を排す
四、神代史より見た天照大神の神格
五、蘇った神宮鎮座の古伝
六、画期的な雄略天皇の御代
七、丹波国比治の真奈井を尋ねて
八、外宮の御鎮座“千五百年”の証明
九、二所大神宮大神主、渡会氏の隆替
十、大神神社の古代祭祀
十一、三輪山をしかも隠すか
十二、葛木のカモと山代のカモ
十三、日本古代史における出雲の立場
十四、“稲羽の素莵”から“郡評論争”へ
十五、出雲荒神谷・加茂岩倉は国譲りの遺跡か
十六、古代信濃の謎――諏訪大社の鎮座をめぐつて
十七、出雲大社の神殿創建は果して斉明天皇朝か
本巻所収の著書・論文一覧

【著者紹介】
大正12年12月12日生れ(大阪市) 昭和20年9月東京帝国大学文学部国史学科を卒業 昭和35年4月文学博士(旧制)  府立大阪社会事業短期大学教授を経て、昭和37年4月から皇學館大学教授、平成4年4月から同大学大学院教授、 平成6年6月から同大学名誉教授、平成23年7月から同大学学事顧問  昭和48年12月皇學館大学文学部長 昭和55年4月から昭和63年3月まで皇學館大学学長 著書・『住吉大社神代記』『出雲国風土記の研究』『神宮の創祀と発展』『愛国心の目覚め』『住吉大社史』(上・中巻)『概説日本史』(改題『教養日本史』)『祖国を見直そう』『祖国は呼びかける』『日本古典の研究』『日本国家成立の研究』『海に書かれた邪馬台国』『古代天皇の秘密』『皇国史観の対決』『伊勢神宮と式年遷宮』『歴史と伝統』『田中卓著作集』12冊(国書刊行会)『田中卓評論集』4冊(青青企画) 編著・『維新の歌―幕末尊皇志士の絶唱ー』『白山神社史』『真清田神社史』ほか 校訂・『新撰姓氏録』(神道大系)・『神道五部書』(神道大系)・『風土記』(神道大系)

目次

実証せられてきた神代史―建国記念の日に因んで
神代に起源をもつ“神社史”の場合
「アマテラス」考―神名の“符牒化”を排す
神代史より見た天照大神の神格
蘇った神宮鎮座の古伝
画期的な雄略天皇の御代
丹波国比治の真奈井を尋ねて
外宮の御鎮座“千五百年”の証明
二所大神宮大神主、度会氏の隆替
大神神社の古代祭祀―併せて伊勢神宮の創祀に及ぶ〔ほか〕

著者等紹介

田中卓[タナカタカシ]
大正12年12月12日生れ(大阪市)。昭和20年9月東京帝国大学文学部国史学科を卒業。昭和35年4月文学博士(旧制)。府立大阪社会事業短期大学教授を経て、昭和37年4月から皇學館大学教授、平成4年4月から同大学大学院教授、平成6年6月から同大学名誉教授、平成23年7月から同大学学事顧問。昭和48年12月皇學館大学文学部長。昭和55年4月から昭和63年3月まで皇學館大学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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