出版社内容情報
「義と仁シリーズ」第2弾。幕末維新のアウトロー。血で血を洗う死闘を生き抜いた海道一の大親分。武闘派侠客の実像。痛快時代劇!
「義と仁シリーズ」第2弾。幕末維新のアウトロー。痛快時代劇の世界!
血で血を洗う死闘を生き抜いた海道一の大親分。武闘派侠客の実像。山岡鉄舟、新門辰五郎との出会い。時代の風を読む。大政、森の石松・・・。
1.幼いころから餓鬼大将
2.任侠の道に入る
3.清水港をあとにする
4.無頼に生きる
5.次郎長の妻おちょうの病死
6.金毘羅参りと久六との確執
7.金毘羅宮への御礼参りと石松
8.黒駒の勝蔵との対立
9.帯刀の許可と壮士の墓
10.富士山麓の開墾と大往生
【著者紹介】
明治の作家の執筆名。詳細は一切不明。
内容説明
保下田久六、黒駒勝蔵などと血で血を洗う死闘の数々―絶体絶命の窮地を図太い肚力と、強靭無双の体力で勝ち抜く。維新後は山岡鉄舟のすすめで、富士山麓の開墾に尽力。稀代の侠客次郎長の一代記。
目次
1 幼いころから餓鬼大将
2 任侠の道に入る
3 清水港をあとにする
4 無頼に生きる
5 次郎長の妻おちょうの病死
6 金比羅参りと久六との確執
7 金比羅宮への御礼参りと石松
8 黒駒の勝蔵との対立
9 帯刀の許可と壮士の墓
10 富士山麓の開墾と大往生
巻末特集 富士山南麓の開墾地を訪ねて
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- 評価
稲岡慶郎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたお
10
清水次郎長ってどんな人?と思い読んでみたが博打と喧嘩のことしか、わからなかった。明治維新後は新政府の治安維持に力を貸していたようで、戦後も維新の頃も動乱期には、こういった筋の人が駆り出され用が済むと厄介払いされていく、彼らの視点から見るとお上はなんとも身勝手な連中だ。2018/11/15
Gummo
6
東海道一の親分と謳われた清水次郎長こと山本長五郎(1820-93)の一代記。切った張ったにはあまり興味がないので、面白く読んだのは明治維新以降の後半生を描いた最後の2章のみ。戊辰戦争時、幕軍・咸臨丸の戦死者の遺体が清水港に放置されていたのを、「死ねば仏だ。仏に官軍も賊軍もない」と収容・埋葬したエピソードは有名。さらに、囚人を使っての富士山南麓の開墾、相良油田開発への協力、海運会社設立(清水-横浜間定期航路を開設し、茶を運んだ)、英語塾の開設など清水の発展に尽力。侠客から社会事業家へと見事な転身を遂げた。2013/07/18
Noboru
4
物語なのですが、事柄の羅列感が強く、あまり入り込めない文章で残念でした。静岡をプチ旅行した際の事前情報と臨場感を上げるために読んだ1冊です。2020/11/03
towerofthesun
0
清水次郎長こと本名山本長五郎。明治維新後には地元のまとめ役として県に雇われていたり、初めて知ることも多く興味深かった。あと、痔の病に苦しめられたり、近隣の親分との争いも子分数名程度を引き連れてのものだったり、案外スケールが小さいのも面白かった。2015/07/29
このえもん@なおちゃん
0
んーすこし分かりにくかったかな2012/09/08
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- 和書
- 菊と刀 まんがで読破