出版社内容情報
応用力が身に付く演習問題がさらに充実。
本書は[力のモーメント]を充分に理解して、構造・機構の支点における反力や支持モーメントが正しく求められることを目標(1章~4章)とし、物体の運動を決める[運動方程式]により、解答を正しく求めることができる「問題解決能力の向上」に注力(5章~8章)しています。
各章の「基礎事項」は丁寧に解説し、「基本例題」「演習問題」は応用力を必要とする問題を設けて、ヒントになる解説に添って独学で解けるように配慮した演習書です。第2版では全体の見直しを行ない、演習問題の解法プロセスをさらに充実させた改訂版です。
内容説明
初学者の問題解決に役立つ入門書。「例題」57問、「演習」161問を掲載!まちがえやすい相対運動や速度のベクトルとしての時間微分を増補。「速度」や「速さ」などの用語は「ベクトル量」と「スカラー量」を表す語として明確に区分。運動解析の基盤となる、座標系の説明も増補。
目次
1章 力および力のモーメント
2章 集中力と支点の反力
3章 分布力と重心
4章 摩擦および仕事と動力
5章 質点および剛体の運動学
6章 質点の動力学
7章 剛体の動力学
8章 エネルギーと運動量
著者等紹介
萩原芳彦[ハギワラヨシヒコ]
1970年慶応義塾大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了。工学博士。現在、東京都市大学名誉教授
宮坂明宏[ミヤサカアキヒロ]
1985年東海大学卒業。2003年工学(博士)工学院大学。1985年日本電信電話(株)横須賀電気通信研究所。1999年宇宙開発事業団ETS=8プロジェクト。2003年日本電信電話(株)環境エネルギ研究所。現在、東京都市大学工学部機械システム工学科教授
関口和真[セキグチカズマ]
2010年東京工業大学大学院理工学研究科機械制御システム専攻博士後期課程修了。博士(工学)。現在、東京都市大学工学部機械システム工学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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