出版社内容情報
1977年に訪問したソ連での知識人との対話、記録をはじめ、ドイツ再訪、各紙へ寄稿した貴重な記事等で構成。多くが未所収である。
【著者紹介】
評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士。文学博士。ドイツ文学者。ニーチェ、ショーペンハウアーの研究、翻訳をはじめ、文学、教育、社会、政治、国際問題等幅広く評論活動を行っている。最近では反原発を明確に打ち出し、人類の生命維持から訴えかける論点が注目されている。
目次
1 ソ連知識人との対話(一九七七年)
2 自由とは何か
3 世界そぞろ歩き考(一九七〇年代)
4 ドイツ再発見の旅(一九八〇年代)
5 東西文明論の書評十五篇
6 和魂洋魂
7 放射線
8 直言