西尾幹二全集〈第1巻〉ヨーロッパの個人主義

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  • サイズ A5判/ページ数 612p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336053800
  • NDC分類 081.6

目次

1 ヨーロッパ像の転換(「西洋化」への疑問;ドイツ風の秩序感覚 ほか)
2 ヨーロッパの個人主義(進歩とニヒリズム;個人と社会 ほか)
3 掌篇(留学生活から;ドイツの悲劇 ほか)
4 老年になってのドイツ体験回顧(ドイツ大使館公邸にて)
追補 竹山道雄・西尾幹二対談「ヨーロッパと日本」

出版社内容情報

『ヨーロッパ像の転換』『ヨーロッパの個人主義』をはじめ、主要月刊誌等に連載した著者の代表的初期作品を所収。

『ヨーロッパ像の転換』『ヨーロッパの個人主義』をはじめ、著者の初期作品を所収

三島由紀夫氏絶賛!!
「西尾幹二氏は、西洋と日本との間に永遠にあこがれを以て漂泊する古い型の日本知識人を脱却して、西洋の魂を、その深みから、その泥沼から、その血みどろの闇から、つかみ出すことに毫も躊躇しない、新らしい日本人の代表である。西洋を知る、とはどういふことか、それこそは日本を知る捷径ではないか、・・・・・・それは明治以来の日本知識人の問題意識の類型だったが、今こそ氏は「知る」といふ人間の機能の最深奥に疑惑の錘を垂らすことも怖れない勇気を以て、西洋へ乗り込んだのだった。これは精神の新鮮な冒険の書であり、日本人よってはじめて正当に書かれた「ペルシア人の手紙」なのである」(『ヨーロッパ像の転換』推薦の辞より)

『ヨーロッパの個人主義』書評より―梅原 猛氏
「ここで西尾氏は、何よりも空想的な理念で動かされている日本社会の危険の警告者として登場する。病的にふくれ上がった美しい理念の幻想、今や日本に大きな危険を与えようとする。西尾氏の複眼は、こうした幻想から自由になることを命じる。自己について、他人について、社会について、世界について、疑え。そして懐疑が、何よりも現代の良心なのだ。西尾氏は、戦後の日本を支配した多くの思想家とちがって、何げない言葉でつつましやかに新しい真理を語ることを好むようである。どうやらわれわれは、ここに一人の新しい思想家の登場を見ることができたようである」

第一巻 ヨーロッパの個人主義

?T ヨーロッパ像の転換
    序 章  「西洋化」への疑問
   第一章  ドイツ風の秩序感覚
   第二章  西洋的自我のパラドックス
   第三章  廃墟の美
   第四章  都市とイタリア人
   第五章  庭園空間にみる文化の型
   第六章  ミュンヘンの舞台芸術
   第七章  ヨーロッパ不平等論
   第八章  内なる西洋 外なる西洋
   第九章  「留学生」の文明論的位置
   第十章  オリンポスの神々
   第十一章 ヨーロッパ背理の世界
   終 章 「西洋化」の宿命
   あとがき
 
?U ヨーロッパの個人主義
   まえがき
   第一部 進歩とニヒリズム
    <1>封建道徳ははたして悪か
    <2>平等思想ははたして善か
    <3>日本人にとって「西洋の没落」とはなにか
   第二部 個人と社会 
    <1>西洋への新しい姿勢
    <2>日本人と西洋人の生き方の接点
    <3>自分自身を見つめるための複眼
    <4>西洋社会における「個人」の位置
    <5>日本社会の慢性的混乱の真因
    <6>西欧個人主義とキリスト教
   第三部 自由と秩序
    <1>個人意識と近代国家の理念
    <2>東アジア文明圏のなかの日本
    <3>人は自由という思想に耐えられるか
    <4>現代日本への危惧―一九六八年版あとがき
   第四部 日本人と自我
    <1>日本人特有の「個」とは
    <2>現代の知性について――二〇〇七年版あとがき
 
?V 掌篇

  【留学生活から】
    フーズムの宿
クリスマスの孤独
ファッシングの仮装舞踏会
ヨーロッパの老人たち
ヨーロッパの時間
ヨーロッパの自然観
教会税と信仰について
ドイツで会ったアジア人
  【ドイツの悲劇】
確信をうしなった国
東ドイツで会ったひとびと
  【ヨーロッパ放浪】
ヨーロッパを探す日本人
シルス・マリーアを訪れて
ミラノの墓地
イベリア半島
アムステルダムの様式美
マダム・バタフライという象徴
  【現代ドイツ文学界報告】
ヨーゼフ・ロート『物言わぬ預言者』()マルティン・
ヴァルザー 『一角獣』()ギュンター・グラスの政治参加
()ネリー・ザックス『エリ』()ハインリヒ・ベル
『ある公用ドライブの結末』()シュテファン・アンドレス
『鳩の塔』()ペーター・ハントケ『観衆罵倒』()
ロルフ・ホホフート『神の代理人』()批判をこめた私の総括
()ペーター・ビクセル『四季』()
フランツ・カフカ『フェリーチェへの手紙』()
スイス人ゲーテ学者エミール・シュタイガーのドイツ文壇批判()
言葉と事実――ペーター・ヴァイス小論()

?W 老年になってのドイツ体験回顧
   ドイツ大使館公邸にて

追補 竹山道雄・西尾幹二対談「ヨーロッパと日本」

後記

【著者紹介】
評論家。電気通信大学名誉教授。1935年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学院文学修士。文学博士。ドイツ文学者。ニーチェ、ショーペンハウエルの研究、翻訳をはじめ、文学、教育、社会、政治、国際問題等幅広く評論活動を行っている。最近では反原発を明確に打ち出し、人類の生命維持から訴えかける論点が注目されている。