ワールズ・エンド

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  • サイズ A5判/ページ数 642p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784336053657
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

舞台は現代イギリス。何千年も前に追放された古代ケルトの神々が戻ってきた。扉が開き異界との境界線を越えて伝説の魔物達が現れる…

舞台は現代イギリス。何千年も前に追放された古代ケルトの神々が戻ってきた。扉が開き、異界との境界線を越えて伝説の魔物たちも現れる。世界を人類の手に取り戻すため、五人の「竜の兄弟姉妹」たちが選ばれた。もっとも彼ら自身は自分たちの行く末に皆目見当もつかないのだが・・・。ケルト神話やアーサー王伝説に関する記述は、シリーズ各巻末の膨大な「参考文献」が示すとおり専門的だ。ファンタジーのジャンルを借りつつ、自然と人間、科学と神秘などに対する著者独特の哲学的考察には確信と説得力があり、楽しみながら知らずに啓蒙される。それぞれ精神的問題を抱えた主人公たちがロンドンからブリテン各地、ウェールズ、湖水地方、スコットランドと、神話や伝説で知られる各地をめぐるうちに、憎しみを克服し友情を育むロード・ムービーでもある。

【著者紹介】
清掃員、運転手、整備工、バンドマネージャー、レーベル社長、ジャーナリストと多彩な職歴を持ち、1992年“Underground”で長篇小説家デビュー。以来、10作を越える作品群はファンタジーからノンフィクションまで幅広い。邦訳のある『フェアリー・フェラーの神技』(バベル)で2003年英国幻想文学大賞短篇部門受信。現在は森の奥に住み、環境保護と呪術のかたわら、精力的に執筆中。本シリーズ他でもたびたび英国幻想文学大賞や世界幻想文学大賞にノミネートされている。

内容説明

舞台は現代イギリス。何千年も前に追放された古代ケルトの神々が戻ってきた。扉が開き異界との境界線を越えて伝説の魔物たちも現れる。世界を人類の手に取り戻すため五人の「竜の仲間」たちが選ばれた。彼らの行く末は…。英国幻想文学大賞受賞作家による話題作。壮大なケルト・ファンタジー。

著者等紹介

チャドボーン,マーク[チャドボーン,マーク][Chadbourn,Mark]
1960年イングランドのミッドランド地方生まれ。経済史で学位取得後、ジャーナリストを経て、90年代より本格的な作家活動に入る。以後現在までに20冊を超える長篇小説を発表し、’03年に中篇『フェアリー・フェラーの神技』、’07年に短篇Whisper Laneで英国幻想文学大賞を受賞した他、数多くの賞にノミネートされている。BBCドラマDoctorsの脚本も担当

木村京子[キムラキョウコ]
1964年東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。専攻は英米文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

13
あちゃ~。三部作でしたか・・・。この間読み終わった本の感想で,「登場人物がみんなどこか歪んでいるのがいいね!」と,コメントしたけど・・・。「テクノオタク,ヒッピージジイ,高慢ちき女,ヤク中の霊能力者と人殺し」・・・すごい勇者たちがいたもんだ。2012/08/18

こめっこ

7
人と異種族の争い、選ばれし者、キーとなるアイテム探しなど王道ファンタジーに出てくる要素満載。アーサー王の伝説とケルト神話が現代のイギリスに蘇った話。でも、話はダークで主人公達はよくある少年少女でなく、闇を抱えた大人達。分厚い本ですが、読みやすく展開も早いのですぐ読めました。三部作の一部目という事で、この本でいちおうの区切りがつきますが、次作が読みたいです。三部作終わったあともまだ続いているようで、壮大な物語になるんでしょうか。2012/06/19

ハルト

6
ケルト神話やアーサー王伝説をベースに、現代の選ばれた勇者〈竜の戦士〉たちが、世界が闇の種族に支配されるのを防ぐために戦う。それぞれに痛みを背負った大人たちが仲間と出会い、タリスマンなる神器を探し求め、導かれながら敵を倒す。シンプルな筋書きの正統派な現代版FTでさくさく読めました。でも最後がただ世界を救ってめでたしめでたしというわけではなく。戦士たちに人間味があるゆえというか、展開がほぼうっかりミスから危機的状況になってそれを乗り越えるパターンで、少し共感しずらかったかも。壮大な物語の序章な作品でした。2012/07/17

ophiuchi

3
読んでいて場面・状況がなかなか把握できず、無理やり読み通した。正直言って期待はずれでした。2012/07/19

すがやん

2
壮大な、大人向けダークファンタジー。「指輪物語」の現代イギリス版。それぞれトラウマを抱えた一般市民の大人の男女が、世界の終末を救う為に悪戦苦闘する。三部作×シリーズ4の一作目で、序章となるが、壮大すぎてすでに映画三本分観たくらいな感じ。ケルトの神々が甦り、悪魔のような民族に襲われ、神を呼ぶタリスマンを求めて冒険をする。主人公たちが、精神面でも、本当に普通の人々で、弱さも強さも併せ持つ。それぞれの複雑な内面を丁寧に描いている。神秘と科学についての哲学も個性的。分厚いけれど疲れずに面白く読めた。2012/10/13

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