出版社内容情報
世界70ヶ国を旅した著者ならではの目線で綴る、パワースポットについてのフォトエッセイ・ガイド本の決定版!
世界各地約100の市場を紹介した「世界の市場」に続く、旅行ガイド・フォトエッセイの第二弾! 世界には「聖地」として地元の人に愛され、あがめられてきた場所が数多く存在する。例えば古くから宗教儀式が行われる場所であったり、有名な寺院・お寺・教会が建設された場所だったり。そうした「他とは違う歴史的な変遷を経てきた宗教スポット」「人から崇拝を受ける場所」を「聖地」と定義し、世界のさまざまな「聖地」を紹介する。「聖地」の定義は様々だが、世界70ヶ国を旅した著者ならではの目線で、聖地をジャンルごとに位置づけ、個性ある聖地を体系だてた、いわゆる「パワースポット本」の決定版!
【著者紹介】
1976年京都府生まれ。幼少の頃を台湾、フィリピンで過ごす。出版社勤務ののち、結婚を機に夫・吉田友和とともに607日にわたる世界一周新婚旅行に出る。その体験をベースに世界一周のノウハウをまとめた著書『してみたい!世界一周』(情報センター出版局)がベストセラーに。その後も旅熱は依然高く、現在までに世界約70ヶ国、日本全都道府県を訪れる。著作に『ニッポン聖地案内』(同)など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hamham
16
『聖地』、すなわち人々が幸せを願い、物事がよくなりますようにと祈りを捧げる場所である。アジアからヨーロッパ、アフリカ大陸に至るまで25か所の『聖地』が紹介されている。場所が違えば宗教も違う。しかし「よくなりますように」と願う心は皆同じ。聖なる場所で、老いも若きも男も女も一心に頭を垂れ、身を投げ出し祈っている。その様を西洋東洋問わず列挙されると、なんだよ…宗教とか人種の違いとかバカバカしいじゃねぇか…みんな同じじゃねぇかよ、みんなで幸せになろうよと、人類愛に目覚め思わず涙ぐんでしまった。人類に幸あれ。2017/07/27
CK
8
著者の旅行記のような感じで、とても読みやすかった。25箇所も紹介されているのに、私が行ったことがあるのはたったの3箇所だけ。ラサとバオバブ街道は、死ぬまでに一度は行きたい。2015/10/25
ゆき
7
楽しいいーーーーー2015/12/23
ふくしま
4
風景だけを見て、すごいなぁ、いきたいなぁと思っていた所がたくさん載っていた。その土地の背景を知って更に興味がわいた。 教会一つにしても、土地によって解釈の仕方、信仰の仕方、建物も違う、世界は広いと思った。 仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、イスラム教、なにであれ、それを信じて、祈りを捧げている姿は、どれが正しい、正しくないというのではなく、ただただ素敵なことではないかと思う。 絶対に、自分の目で、見に行こうという思いが更に強くなった。2014/05/17
saki
4
表紙が図書館で目に留まって即借りてしまったのですが、あまり期待していなかったが、とても興味深く読ませていただきました。筆者のダンナ様が撮っている写真が素晴らしい。世界にはまだまだたくさんのステキな場所があるんだなぁと、読んだ後に海外旅行に行きたくなります。2012/12/01
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