内容説明
難攻不落の旅順要塞を攻略したのは―鉄の銃弾ではなく肉の弾丸だった!旅順攻略の真相。
目次
戦友の血塊
大命下る
征衣上途
船中の隠し芸
上陸の危険
旅順の価値
南山の激戦
戦後の南山
守備と偵察
捕虜の初猟
歪頭山の初陣
剣山の占領
敵兵逆襲
防禦工事
幕営生活
警戒線の夜嵐
太白山の激戦
戦場の跡
繃帯所
長駆追撃
大狐山の攻略
戦場の訣別
総攻撃の端緒
肉弾また肉弾
必死隊
死中再生
著者等紹介
櫻井忠温[サクライタダヨシ]
明治12年愛媛県松山に生まれる。第十一師団所属の松山歩兵第二十二連隊の旗手(少尉)として、日露戦争の旅順要塞第一回総攻撃(明治37・8・19‐24)に参戦し、瀕死の重傷を負い生還。実体験した戦場のありさまを左手で綴り『肉弾』(1906)を発行。『此一戦』の水野広徳とともに、「陸の櫻井忠温、海の水野広聴」と並び称される。昭和40年(1965)郷里松山で死去。享年八六歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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