出版社内容情報
第1回文展から大正期にかけて起こった大きな変化や事項を軸に、カラー約100点、モノクロ約200点の作品写真に解説を付す。
近代日本彫刻が辿った歴史に沿って、内容をわかりやすく整理した。
幕末から明治期の作品を紹介した第1巻にひきつづき、第2巻では文展の開設とロダンの影響により
日本における「彫刻」の位置づけが明確になっていった時期を収録。
1907年の第1回文展から大正期にかけて起こった大きな変化や事項を軸に、カラー約100点、モノクロ約200点の作品写真に解説を付す。
目次
第1章 展覧会の時代
第2章 生命と素材
第3章 彫刻と公共空間
第4章 両大戦間期の彫刻
第5章 古寺巡礼の時代
第6章 彫刻の境界
通史 近代日本彫刻史概論二
著者等紹介
田中修二[タナカシュウジ]
1968年京都生まれ。大分大学教育福祉科学部准教授/博士(文学)。1999年成城大学大学院文学研究科美学・美術史専攻博士課程後期修了。専門は近現代日本美術史、とくに彫刻と京都の絵画。屋外彫刻調査保存研究会運営委員。2007年度より大分市と共同で、同市の管理する屋外彫刻作品のメンテナンス活動および継続的な保守管理システムの構築を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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