内容説明
環境問題、教育問題、医療問題、年金問題、労働問題、精神病患者の増加、少年犯罪、動機なき凶悪犯罪、政治腐敗など、あらゆる社会問題の悲劇は、日本国憲法を無效にすることで全て解決する。
目次
第１章 國體論と主權論
第２章 占領典憲の無效理由
第３章 新無效論
第４章 有效論
第５章 講和條約としての占領憲法
第６章 復元改正の道標
著者等紹介
南出喜久治［ミナミデキクジ］
昭和２５年京都市生まれ。京都市立堀川高校卒業。辯護士。税理士。憲法學會會員。獨自の研究により新たな占領憲法無效論を完成させ、平成４年５月に、今上陛下に『占領憲法無效宣言』を諫疏する天皇請願を行なふ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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オノコロ
1
いい本でした。天皇アレルギーの人、憲法教の人々には無理ですが、世の中なんかおかしいなと思っている方にお薦めします。2009/05/01
くまさん
0
日本国憲法の無効理由： その１；改正限界超越。憲法の根本規範の領域にまで踏み込んで、その「改正権の限界」を越えている。 その２；「陸戦の法規慣例に関する条約（ヘーグ条約）」違反。占領地の現行法律を尊重すべし。 その３；軍事占領下における憲法改正の無効性。ポツダム宣言では、「全日本国軍隊の無条件降伏・武装解除」（第１３条）を要求し。｢・・・基本的目的の達成を確保するため占領する。｣とし、統治権自体の全部の制限、即ち。「全部占領」を意味するものではなかった。GHQによる、皇室、立法、行政、司法、民生に対2012/07/03
アデネﾞパミ
0
2010/02/26
Ohe Hiroyuki
0
日本国憲法は、講和条約であるという著者の自説に基づいて記された一冊。▼著者の自説の意義は、サンフランシスコ講和条約の締結をもって、「自動的に」日本国憲法は役目を終えたという論理的帰結になることであろう。▼敢えて「新無効論」などと論じる意義があるがどうかはさておき、実際に憲法を無効とした場合の手続についても記している本書は、それなりに中身のある一冊である。▼著者は、弁護士であり、随所に法律の運用専門家としての記載が出てくるが、憲法の有効性においても同じ便法が使えるかどうかはやや疑問があるところである。2018/02/10
