内容説明
こころのカラクリを見破り、必殺の洗剤「やさしさ」でエゴをとことん洗う。
目次
1 こころのカラクリ(善い行為には善い結果;ほんとに善行為?;助けてあげたのに怒られる;二重の損;平和好きのお面 ほか)
2 こころを洗う(神頼み、ひと頼み、○○頼み;お祈りしたらきいてもらえる?;人は弱い;弱い私たちが強い?!;強いやつはどこにいる? ほか)
著者等紹介
アルボムッレ・スマナサーラ[アルボムッレスマナサーラ][Alubomulle Sumanasara]
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で教鞭をとったのち、1980年に招聘されて来日。現在、日本テーラワーダ仏教協会の長老として、冥想指導・説法・経典勉強会・講演会・著書の執筆など多方面にわたる仏教活動をおこなう。2005年、大寺派日本大サンガ主管長老に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまえつ
3
善因善果というものの、いい事をしてもいっこうにいいことが返ってこないという方も多いだろう。それは善いこととは何かを勘違いしているからだ。こころをきれいにすることは本当の良いことだとこの本は教えてくれる。きれいにしたいものだ。2009/10/26
susululu
1
すごく神様を信じている国の方が戦争ばっかりしている、宗教なんかはいい迷惑です、とスパッと言うところが痛快でした。日本人のそれ程真剣に祈願しないラフな感じだから良いんですね。みんなに優しくするのがこころの洗濯。2012/12/08
dwarfjay
0
「善い行いをすれば、善い結果がでる」はずなんだけど、世の中かならずしもそうなりません。それはどうしてなの?という所からこの本は始まります。誰にとっても読む価値がある本だと思いますけど、人生の残り時間が多い人は熟読するべきではないかと思います。2013/11/18
Horizon09133
0
確かにそうだなあーとおもったけど、なんとなくわだかまりが逆に残りました。大事なのは常に優しさ、慈しみの心をもって生きていかなければならないんだなぁ。というのは大事2013/02/19