内容説明
ストレスの原因は「ライバル意識」。超越する3つの条件。お釈迦さまが説かれた教えは、「冥想」というよりは「実践方法」です。とても客観的で、具体的にこころを育ててる方法なのです。具体的なので、理解できないことというのは、ほとんどないと思います。また、どなたにも簡単に実践できます。
目次
1 ライバル意識(向上心のなかにあるライバル意識;努力は大切です;ライバル意識では成長できない;仏教の「道」;子どもたちのストレスの原因は「ライバル意識」;修行する人のこころに巣食うライバル意識;お釈迦さまの道をあゆむ人は「我」をなくす)
2 ヴィパッサナーの実践方法(第一の条件「スローモーション」;第二の条件「生放送で実況中継」;第三の条件「感じること」;三つの条件の実践がもたらすよい結果;「観察」と「興味」と「幸福」;「観察」と「発見」と「智慧」)
著者等紹介
アルボムッレ・スマナサーラ[アルボムッレスマナサーラ][Ven.Alubomulle Sumanasara]
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で教鞭をとったのち、1980年に招聘されて来日。現在、日本テーラワーダ仏教協会の長老として、冥想指導・説法・経典勉強会・講演会・著書の執筆など多方面にわたる仏教活動をおこなう。2005年、大寺派日本大サンガ主管長老に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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