内容説明
めくるめく奇想と量子力学が織りなす究極のエクストラヴァガンザ。SFジャンルでも稀に見る強烈なイマジネーションと深い文学的洞察、スタイリッシュな文体と多彩なアイディア、そしてエンターテインメントとしての無類の面白さが凝縮された、イギリスSF・ファンタジーの巨匠M・ジョン・ハリスンによる渾身の傑作がついに登場。2002年ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞受賞。
著者等紹介
ハリスン,M.ジョン[ハリスン,M.ジョン][Harrison,M.John]
1945年生まれ。68年、『ニュー・ワールズ』で短編“Baa Baa Blocsheep”を発表、同誌にて編集者・批評家としても活動。第3長編The Centauri Device(74年)は新しいスペースオペラとして高い評価を受ける。『ライト』で2002年ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞を受賞し、アーサー・C・クラーク賞の候補にもなった。続編Nova Swing(06年)ではクラーク賞、P・K・ディック賞を受賞した
小野田和子[オノダカズコ]
1951年生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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