鉄路の美学―名作が描く鉄道のある風景

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  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336047861
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

鉄道は文学の中でこんな風に登場した。井伏鱒二、林芙美子、島崎藤村、若山牧水らがその作品で描いた、日本各地の駅を訪れて綴った、文学と鉄道をめぐる、紀行×エッセー×評論集第2弾。

目次

井伏鱒二の『集金旅行』―ユーモアと人間の真実のなかに
放浪の女流作家 林芙美子―風琴と魚の町・尾道はいま
島崎藤村の『山陰土産』―山陰行に汽車旅の原点を見た
山口誓子の『踏切』―度しがたい汽車マニヤのうた
中野重治の『汽車の罐焚き』―北陸の空に白煙をあげて
都会のはざまの農村での苦脳―佐藤春夫『田園の憂鬱』の今昔
若山牧水の『旅とふるさと』―人生に旅の本質を求めて
伊藤左千夫が描いた房総の風土―九十九里の潮鳴りが聞こえる珠玉の小説群
萩原朔太郎の『愛憐詩篇』ほか―時うつりゆく前橋に思いをはせて
徳冨廬花の北辺めぐり―鉄道でたどった『熊の足跡』
国木田独歩の『空知川の岸辺』―山林に自由存して いまもなお
開明期のリーダー 福沢諭吉―明治の巨星は「汽車」の名づけ親だった
明治開化期鉄道事情―鉄道の登場は“旅”を変えた

著者等紹介

原口隆行[ハラグチタカユキ]
昭和13年(1938)、東京に生まれる。昭和38年(1963)、上智大学経済学部卒業。同年凸版印刷に入社。昭和57年(1982)、フリーになり、執筆活動に入る。雑誌『鉄道ジャーナル』『旅』『旅と鉄道』などに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sashi_mono

4
ひとつ前に読んだ『文学の中の駅』の続編。最終章の「明治開化鉄道事情」には、明治5年、新橋ー横浜間で営業が開始されて以降の鉄道事情をうかがい知れる作品が多く引用されている。多くの作家が、駅周辺の光景、ホームのにぎわい、当時の鉄道(旅行)事情などを綴るなかで、漱石のみが、「汽車」を文明的な観点から批評を行っていることは注目に値する。あらためて、漱石って、すげーなと思った。2017/12/13

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