こころにしみるなつかしい日本の風景―近代の浮世絵師・高橋松亭の世界

こころにしみるなつかしい日本の風景―近代の浮世絵師・高橋松亭の世界

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  • サイズ B5判/ページ数 127,/高さ 27cm
  • 商品コード 9784336047847
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0071

内容説明

郷愁を誘う江戸時代の日本各地の風景を、繊細な色彩と情緒あふれる筆致とで味わい深く描き、日本のみならず海外でも高い人気を博す、高橋松亭の傑作浮世絵版画約一二〇点を初めてまとめた待望の画集。オールカラー。

目次

第1章 木版画絵師への道
第2章 松亭の新版画
第3章 関東大震災からの復興
第4章 関東大震災後の新版画
第5章 新たな版元での版画制作

著者等紹介

清水久男[シミズヒサオ]
昭和二十八年(一九五三)年、東京都生まれ。明治大学大学院修士課程考古学専修修了。現在、大田区立郷土博物館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コカブ

1
明治になってから浮世絵風版画を出した絵師・高橋松亭の本。浮世絵は版元が絵師の絵を買い上げ、それを基に彫師が原版を作成し、摺師が摺る。明治になって浮世絵は廃れていったが、それを復活させたのが渡邊版画店だった。ただし外国人の土産物用だったため、絵柄は江戸時代風の情緒あふれるものだった。当時は版元の指定がかなり厳しかったらしい。関東大震災後は、それぞれの絵師の特徴が出るようになる。高橋も、人力車や鉄道など、近代的なものを登場させた絵を考案するようになった。この時期のリアルな建物の造形が素晴らしい。2014/12/15

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