内容説明
五人の「バロック作家」を呼び集めた、気鋭の学者によるメディア横断的最新評論集。
目次
月岡芳年(落下と飛翔のバロック絵師)
牧野信一(異装と仮面の「滑稽」;言葉と音のバロック空間 ほか)
牧野邦夫(「悲しき道化」の自画像)
寺山修司(福岡騒動顛末記―ラジオドラマ『大人狩り』;戯画と悪夢―映画『トマトケチャップ皇帝』 ほか)
横尾忠則(ポスター/フォトモンタージュ)
著者等紹介
守安敏久[モリヤストシヒサ]
1959年、岡山市に生まれる。1983年、東京大学文学部国文学専修課程卒業。1986年、東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻修士課程修了。1991年、東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程単位取得退学。大阪学院大学専任講師(経済学部)、宇都宮大学専任講師(教育学部)を経て、1997年より宇都宮大学助教授(教育学部)。国文学者(日本近代文学・現代演劇)
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