内容説明
ヴァレリーはポオの中に、一体何を見出したのか…。フランスを代表する詩人ポール・ヴァレリーが、“明晰の魔”エドガー・ポオから受けた影響を、数々の作品、論文、書簡を駆使して明らかにする画期的詩論。
目次
第1章 ボオドレールとマラルメから継承したポオ・イメージ
第2章 ヴァレリーの影響観
第3章 デュパン=テスト―ポオ・コネクション
第4章 ポオ、ヴァレリー、そして近代批評
第5章 詩学と詩
第6章 「『ユリイカ』をめぐって」
結語 効果の統一
著者等紹介
ヴァインズ,ロイス・デイヴィス[ヴァインズ,ロイスデイヴィス][Vines,Lois Davis]
Ph.D.(ジョージタウン大学)。オハイオ大学フランス文学教授。過去約30年間、20世紀文学を教授
山本常正[ヤマモトツネマサ]
1943年大阪府生まれ。関西学院大学文学部英文学科卒。同大学院博士課程修了。群馬県立女子大学文学部教授。アメリカ文学・比較文学専攻
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