内容説明
ミクロコスモスである人間は潜在的に宇宙=マクロコスモスと交感する能力を有している。その能力を生かす手助けをしてくれるのが「タロット」。マクロコスモスのメッセージを正しく読み解くことができるよう導く本格実践事典。学習に最適なウェイト版78枚の詳細な解説に加え、解釈と占いのポイントを示すスプレッド解説も充実。スプレッド練習用のシート付。
目次
カードの解説(大アルカナ;小アルカナ)
タロットをより深く理解するために(大アルカナ;小アルカナ)
実践編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺったらぺたら子
17
失踪した犬がどうなったか....その悲劇的な結末を多数のスプレッドを駆使して明らかにしていく過程や、妊娠したかどうかを調べて行く過程が見どころ。商業的な占いでは禁じられているそれらの鑑定を敢えて取り上げているところが占い師の覚悟みたいなものなのだろうか。読み方など、これまで読んだ教本の中で一番腑に落ちる説明で、大変に勉強になった。常に手元に置いて読み返したい本。癖は強い。高価だけれどハードカバーで製本が良く、紙質も良いので読みやすく、持っているのが嬉しい本でもある。2024/09/14
紫苑
5
勉強になりました^^実践編の鑑定例が私にとっては一番参考になったかな。2014/03/08
宵子
3
タロットの意味や解釈で悩んだ時に使う本。タロット以外の魔術の歴史についても書かれており、本格的にタロットや西洋魔術について学びたい人には面白い内容だろう。 特に解釈の際に、当てはまる意味の強さの度合いがカード一つ一つに書かれているのが役立った。 ただし、小アルカナの解釈は詳しい割に、コートカードの解釈の具体例が少ないのが残念でもある。2015/08/13
ヴェルナーの日記
3
この分野の類は占者の数だけ解釈が違いがあるが、本作も例外ではない。カード解釈について判り易く書いてあるため入門者用と割り切れば問題ないが、事典という題名が付されているにしては、解釈内容に対し自説なのか、他説なのかが明確に判別できず(引用元の明示や脚注による解説などがない)、事典の様を満たしていない。作品の内容から筆者の経験則からのものが主と思われる。本作でユニークな解釈は、人物カードの項で、錬金術の4要素を元にしているところが興味深い。ただもっと掘り下げて欲しかった(例えば反応・蒸発・・濾過・沈殿など)。2013/08/06
忍の人
3
タロット大事典の補足的に読んでる。