内容説明
“生活習慣病のなれのはて”心臓病を改善する最新の治療と生活療法。内臓脂肪型肥満の人で、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病が重なる疾病をメタボリック症候群と呼び、心臓病のリスクを増大させる疾病として注目されています。40歳以上の男性の4人に1人が該当するとのデータも発表されています。この疾病の恐ろしいところは、たとえ一つ一つの疾病が、異常とまではいかない症状の範囲内でも、複数の要因が重なることで、動脈硬化を急速に進展させるリスクが飛躍的に大きくなる点です。“生活習慣病のなれのはて”ともいえる心臓病を改善するには、あなたの食事と生活リズムを今日から変えるしかないと考えましょう。
目次
第1章 心臓の仕組みと心臓の病気
第2章 心臓病はこうして発見される
第3章 虚血性心疾患は生活習慣病のなれのはて
第4章 検査と診断の手順
第5章 最新の治療の実際
第6章 心臓リハビリテーションと日常生活の注意
第7章 組み合わせ自由なおいしいメニュー
第8章 心臓疾患の人の食事療法の基本
著者等紹介
天野恵子[アマノケイコ]
医学博士。1967年、東京大学医学部を卒業。東京大学講師、東京水産大学教授を経て、千葉県衛生研究所所長。専攻は循環器内科
小山律子[オヤマリツコ]
カナダ・バンクーバー生まれ。兵庫栄養専門学校栄養士学科卒業。料理研究家。企業食品開発、メニュー制作、また、テレビや各雑誌などで栄養指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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