内容説明
ダダイスト、シュルレアリストの盲目的な崇拝を受け、ミシェル・フーコーを熱狂させ、渋沢龍彦、寺山修司らの偏愛を受けたフランスの作家レーモン・ルーセル。彼の奇矯な生涯、奇妙な創作術、夢幻的な綺想世界を、近年発見された膨大な新資料を交えて論じ、孤独な言語機械ルーセルを浮き彫りにする。
目次
レーモン・ルーセル小伝
新発見のルーセル
『アフリカの印象』
『アフリカの印象』から『幻のアフリカ』へ
『ロクス・ソルス』
『さかしま』から『ロクス・ソルス』へ
無償の機械、言葉の王国
ダダの中のレーモン・ルーセル
レーモン・ルーセルの演劇
ルーセル=ルソー
ヴェルヌとルーセル
死場所としての島
アディノルファの新たな発見―ルーセルの遺稿から



