出版社内容情報
面白い物語をみつけた。アダムとイブが天国を追われ、いっしょに生活しているところに、悪魔の頭目イブリースがやってくる。アダムは留守だったが、イブリースは自分の子供を預かってくれとイブに頼む。アダムは帰ってきて、「この子は何だ」ときく.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』356頁、より)
内容説明
12~13世紀ペルシアの大詩人アッタールによって編まれたイスラーム神秘主義文献の古典。禁欲と苦行の日々を送り、神への愛に身を捧げた聖者たちの苛烈な生涯を、さまざまな逸話・奇蹟譚を織り交ぜて描く。ペルシア語原典より本邦初訳。
目次
アッタール自序
ハサン・バスリー
ラービア・アダヴィーア
イブラーヒーム・アドハム
ズン・ヌーン
バーヤズィード・バスターミー
シャキーク・バルヒー
サフル・ビン・トスタリー
マアルーフ・カルヒー
サリー・イェ・サカティー〔ほか〕