目次
1 序論―演劇環境とアメリカ演劇
2 ピューリタン的自我とフロイト的無意識―『喪服の似合うエレクトラ』
3 老嬢、医師、そして料理人―『カクテル・パーティ』
4 たれか知らずやヨブの苦しみ―『ジェー・ビー』
5 悲劇と私立探偵―『探偵物語』
6 莫大なダイヤモンド―『セールスマンの死』
7 古き南部の消滅―『欲望という名の電車』
8 法の長き影―『るつぼ』
9 宇宙のグリーンベルト―『わが町』
10 郊外族のたわむれ―『ヴァージニア・ウルフなんか怖くない』
11 結論―アメリカ演劇のヴィジョン