アメリカ演劇研究―アメリカン・リアリズムのレトリック

アメリカ演劇研究―アメリカン・リアリズムのレトリック

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  • サイズ B6判/ページ数 300,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336038067
  • NDC分類 772.53
  • Cコード C0074

内容説明

ヨーロッパに生れた近代リアリズム演劇は、20世紀に入ってアメリカでその隆盛を迎えた。純粋なリアリズム演劇というものは、厳密な意味において、果して実際に存在しうるのだろうか。―著者はリアリズム演劇に対して根本的な問いを投げかけながら、多彩なアメリカ演劇を代表する12人の劇作家にスポットをあて、その作品の緻密な分析を通して、アメリカン・リアリズムのレトリックを解続する。20年代のオニール、ライスから、現代を代表するシェパード、マメットらのハイパー・リアリズムまで、アメリカ演劇の秘められた系譜を検証する画期的演劇論。付録として、90年代最新アメリカ演劇事情を紹介したリポートを付す。

目次

序論 アメリカ演劇とリアリズム
第1章 ユージーン・オニール『アンナ・クリスティー』
第2章 エルマー・ライス『計算器』
第3章 ジョージ・コーフマン『純金のキャデラック』
第4章 クリフォード・オデッツ『田舎娘』
第5章 テネシー・ウィリアムズ『この夏、突然に』
第6章 アーサー・ミラー『るつぼ』
第7章 ウィリアム・インジ『ピクニック』
第8章 ニール・サイモン『おかしな二人』
第9章 エドワード・オールビー『背の高い三人の女』
第10章 アーサー・コーピット『翼』
第11章 サム・シェパード『飢えた階級の呪い』
第12章 デイヴィッド・マメット『オレアンナ』

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