内容説明
聖書に登場する動物を網羅し、自然・歴史・文化・言語など、あらゆる角度から聖書時代における動物と人々との関わりを考察。聖書学の頂点をなす歴史的大著『聖書事典』より、動物に関する項目を選び、全訳。多数の図版を付す。
著者等紹介
小森厚[コモリアツシ]
1928年ボンベイ生まれ。2002年没。元上野動物園飼育科長。元日本動物園水族館協会専務理事
藤本時男[フジモトトキオ]
1943年東京生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。翻訳家。編集者。博物学学史会(ロンドン)会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梟をめぐる読書
12
タイトルから『聖書動物シンボル事典』のようなものを想像していたがそうではなく、聖書が書かれたもとの時代を背景に人と動物との文化史的な関わりを纏めたもの。聖書を一冊の博物誌として眺めたことはなかったが、プリニウスやアリストテレスら古代の博物誌家の著作(デタラメも多い)が聖書世界にまで影響を及ぼしているとは、なるほど考えもしなかった。一角獣やレビヤタン、ベヘモットなど幻想動物の情報も。2013/12/24
獣狼ZAKI
1
某イベントにて半額以下で運よく入手が出来、中を読むときめ細かい動物の特徴や生態が書かれてありますがモノクロと絵が多い。これなら普通の動物図鑑を買った方がいいのでは…?たまに架空動物もいます。
-
- 和書
- 人間とサル 角川文庫