内容説明
結婚式当日に突然昏倒した若く美しき花嫁。泥酔して花婿を殺そうとする花嫁の兄。一体ふたりの間には何があったのか!?巡回中のリトゥーマ軍曹が見つけた正体不明の黒人。彼の殺害を命じられた軍曹は果して任務を遂行することができるのか!?ネズミ駆除に執念を燃やす男と彼を憎む妻子たち。愛する家族に襲撃された男は果して生き延びることができるのか!?ボリビアから来た“天才”シナリオライター、ペドロ・カマーチョのラジオ劇場は、破天荒なストーリーと迫真の演出でまたたく間に聴取者の心をつかまえた。小説家志望の僕はペドロの才気を横目に、短篇の試作に励んでいる。そんな退屈で優雅な日常に義理の叔母フリアが現れ、僕はやがて彼女に恋心を抱くようになる。一方精神に変調を来したペドロのラジオ劇場は、ドラマの登場人物が錯綜しはじめて…。『緑の家』や『世界終末戦争』など、重厚な全体小説の書き手として定評のあるバルガス・リョサが、コラージュやパロディといった手法を駆使してコミカルに描いた半自伝的スラプスティック小説。
著者等紹介
バルガス=リョサ,マリオ[バルガスリョサ,マリオ][Vargas Llosa,Mario]
1936年ペルーに生まれる。17歳でサン・マルコス大学に入学し、法律と文学を学び、19歳の時に義理の叔母フリアと結婚する。57年短篇「ボスたち」で作家として本格的なデビューを飾り、62年最初の長篇『都会と犬ども』を発表。66年、アマゾン流域に取材した2冊目の長篇『緑の家』を刊行し、第1回ロムロ・ガリェゴス賞を受賞して、作家として確固たる地位を築く。ラテンアメリカを代表する作家として世界中にファンを持つ
野谷文昭[ノヤフミアキ]
1948年、神奈川県生まれ。東京外国語大学大学院修士課程修了。現在立教大学法学部教授
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