感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飛鳥栄司@がんサバイバー
4
『船富家の惨劇』には大きく劣るものの、プロットがよく出来ている。冒頭の女の惨殺死体の描写や、孤島にまつわる伝説と連続殺人事件の関係性など読んでいて飽きさせない旨さがある。終始、人物と事件が動き続けていることもあり、テンポよく読めることが、戦前の作品の読みにくさを消している。しかし、柳行李のトリックの必要性や、メイントリックで重要なガギを握っている人間が気が付かない、同一人物が2回殺されてしまうなど、随所で構成の粗さも目立っている。併録されている「黒潮殺人事件」は良く出来たアリバイ崩しモノ。2014/01/05
来古
1
「瀬戸内海の惨劇」「黒潮殺人事件」2024/11/05
野田有
0
『別冊幻影城 蒼井雄』が登録出来ないんでメモ変わりにこれを。2011/03/20