内容説明
トイレのなかで人は何をしているのか。着替え、休息、リラックス…。もはやトイレは排泄のためだけの場所ではない。くさい、汚い、暗い、怖い、壊れている、4K、5Kと言われ続けたトイレが変わるまで。2008年度エイボン女性大賞受賞の小林純子率いる設計事務所ゴンドラの仕事から、トイレの在り方を考える一冊。建築主、専門家との対話も収録。
目次
第1部 トイレから見るまちと人―設計事務所ゴンドラの仕事から(商業施設とトイレ;学校とトイレ;まちづくりとトイレ;駅とトイレ;ユニバーサル・デザインとトイレ)
第2部 トイレをめぐる対話(湘南ステーションビル平塚ラスカ;学校とトイレ;オアシス@akiba;新宿西口思い出横丁;トイレが支える連携型のまちづくり;札幌・JRタワー;ユニバーサル・デザインとトイレ;排泄とトイレ;建築とトイレ)
著者等紹介
小林純子[コバヤシジュンコ]
1967年日本女子大学家政学部住居学科卒業後、(株)田中・西野設計事務所を経て、札幌にて(株)アトリエブンク、仙台にて(株)針生承一建築研究所等に勤務する。1988年、5億円かけた公共トイレ、チャームステーションの設計に加わる。1989年、一級建築士事務所ゴンドラを設立。1996年、一級建築士事務所有限会社設計事務所ゴンドラに改組。2004年から文化女子大学非常勤講師、翌年より日本女子大学非常勤講師を務める。2008年、エイボン女性大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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